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テイルズオブリバース 11-68~79・81・100~119 68 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 08 54 ID OUMy/JHA ○用語解説 ヒューマ=人型の人間 ガジュマ=獣型の人間 ハーフ =ヒューマとガジュマの間から生まれた子ども。体はヒューマ型で、角と尻尾があり能力も高い。 ヒューマとガジュマが愛し合うことは珍しいことであり、体も弱いハーフが大人まで成長するのはまれ。 フォルス=超能力の種類。もとはガジュマの何割かが持ってる能力だったが、ラドラスの落日の影響でヒューマにも覚醒。 ラドラスの落日=ラドラス王の崩御と、フォルスの暴走が起こった日 王の盾=カレギア王国軍隊の秘密部隊。フォルス能力者をスカウトして作られる。 月のフォルス=史上最大のフォルス。ラドラス王とアガーテが持つ ○主人公のグループ ヴェイグ(ヒューマ) =主人公。無口で暗い青年。孤児でクレアの両親に引き取られて育つ。クレア大好き。 マオ(ヒューマ)=記憶喪失の少年。王の盾を抜け、ユージーンと旅をする。無邪気で明るい。 ユージーン(ガジュマ)=有名な軍人で王の盾の元隊長。医師を殺害し軍を追われた。彼を慕い尊敬する人は多い。 アニー(ヒューマ)=ユージーンに父を殺され、ガジュマを憎む少女。医師見習い。ガジュマを徹底的に嫌う。 ヒルダ(ハーフ)=ハーフということで迫害されて育つ。ハーフの体を捨てるため角を折り、完全なヒトの体を捜している美女。 ティトレイ(ヒューマ)=シスコンの青年。おしゃべり。軽い。ガジュマとヒューマの争いに一番怒りをあらわにするキャラ。 クレア(ヒューマ)=ヒロイン。外見も性格も良い。しっかりもの。いろいろ大変な目にあう。 ○カレギア王国 ミルハウスト(ヒューマ)=カレギア国の若きイケメン将軍。各地で種別争いを鎮めるため飛び回る。いい人。 アガーテ(ガジュマ)=若き女王。国を混乱に落とさせる張本人。ミルハウストに片思い。 ジルバ(ガジュマ)=アガーテが一番信頼する家臣。女。アガーテの願いをかなえるために力を尽くす。 ○王の盾・四星 サレ(ヒューマ)=敵。基地外。ナルシストっぽい喋り方。人が苦しむ姿が大好き。 トーマ(ガジュマ)=敵。弱肉強食を絵に描いたような暴力男。サレに劣らず性格最悪。ヒルダを刺客に育て上げた ミリッツァ(ハーフ)=敵。ヒルダと同じくハーフの能力を買われ王の盾に。あがくヒルダとは違い、自分の境遇を諦めきっている。 ワルトゥ(ガジュマ)=敵。ユージーンの旧友。国のやり方に反発を持ちつつも、王の盾としてヴェイグたちの前に立ちはだかる。 ○脇役(主要人物ではないが、話に絡んでくるキャラ) キュリア(ヒューマ)=女医。アニーの父親のもとで医学を学ぶ。ガジュマの少年を引き取り医学を学ばせている ミーシャ(ガジュマ)=キュリアに引き取られたガジュマの少年。フォルス能力のせいで親に捨てられる ポプラおばさん(ガジュマ)=ヴェイグの近所のおばさん。ピーチパイの名人。孤児のヴェイグを可愛がっている バース(ヒューマ)=アニーの父。国王直属の医師。ユージーンに殺害される。 スージー(ヒューマ)=クレアと同じく誘拐された少女。逃げ出してヴェイグたちに遭遇 69 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 10 53 ID OUMy/JHA プロローグ 病床に臥したラドラス王が、月夜の晩、何かに取り付かれたように自らのフォルスを開放し、死亡する。 世界中に光が降り注ぎ、フォルスが覚醒する人が続出。そして覚醒は暴走を引き起こし 各地で大被害が起こる。のちに人々はこれをラドラスの落日と呼んだ。 スールズという小さな村でも、ヴェイグという青年が覚醒。氷のフォルスの暴走が始まり、 ヴェイグを心配して近づいたクレアが氷塊に閉じ込められてしまう。 一年後 クレアの氷塊の前でうなだれているヴェイグの前に、マオとユージーンというフォルス能力者が現れる。 マオは炎のフォルスで簡単に氷を溶かしてクレア救出。 マオとユージーンはクレアの家で接待されることに。そこでヴェイグはマオとユージーンから話を聞く。 ユージーンはフォルス能力者を集めた軍隊『王の盾』の隊長だったが、ラドラスの落日にまつわる陰謀に気づき追放された。 マオは記憶喪失の少年で、フォルス能力を買われ『王の盾』に入隊したが、そのやり方に不信感を抱き、 ユージーンにくっついて王の盾を脱走。2人は、王の盾に知られていないフォルス能力者を探す旅に出たという。 そこでヴェイグの噂を聞き、この村まで来たのだ。ヴェイグは仲間になってほしいと誘われるが、 クレアのそばにいたい、と断る。 そこにカレギア軍を引き連れた『王の盾』の四星、サレとトーマの極悪コンビが登場。 「この村で一番美しい娘をよこせ」と村人をフォルスの力を使って脅迫。 ヴェイグたちを蹴散らし、クレアを誘拐してしまう。 ヴェイグはクレアを取り戻すため、マオとユージーンは誘拐の真意を含めた国の動きを探るため、 3人はチームを組み旅立つ事に。 70 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 11 47 ID OUMy/JHA サレとトーマを追うヴェイグたち。途中、アニーという少女がユージーンを殺そうと奇襲をかけてくる。 彼女もラドラスの落日で、フォルス能力が開花した人間らしい。 アニーは「父をなぜ殺した!」とユージーンをののしる。しかしユージーンは何も答えない。 ユージーンは、王直属の高名な医師であったアニーの父を殺し、軍を追われたらしい。 アニーは力を使い果たし気絶。ユージーンはアニーを大事そうに抱え、女医のキュリアの元に運んだ。 目を覚まし、興奮したアニーはガジュマが憎いと言い放ち、 その場にいたガジュマの少年ミーシャに「近寄らないで!」と怒鳴ってしまう。 実はそのミーシャは、ラドラスの落日でフォルス能力が開花し、気味悪がられた両親に 同じことを言われ捨てられてしまっていた。ミーシャは悲しみのあまり暴走を起こし姿を消す。 女医キュリアは「あなたの父親は、命に色はない、と言っていた立派な医者だったのに!」とアニーを怒る。 ヴェイグたちがミーシャを探し、救い出して一件落着。アニーは反省をしている様子なのだが、 それでもかたくなに「ガジュマは嫌い…ユージーンを殺す…」と言い続ける。 ユージーンは「それなら俺と一緒に来い、いつでも俺を殺せばいい」とアニーを仲間に引き入れてしまう。 「アニーの父バースとは20年の親友であり、アニーも子どもの頃から知っている、アニーは優しい子だ」 心配するマオにユージーンはそう告げた。 以降ユージーンは、アニーに何を言われてもどんな態度を取られても優しく見守る事に終始する。 ペトナジャンカという街にサレとトーマが行ったという噂を聞き、急いで駆けつけると 一足遅く、この街でも拉致が行われた直後であった。 しかも姉を誘拐されたティトレイという青年がフォルス能力を暴走させ、町中が混乱中。 ひとまず、ティトレイの暴走を鎮めるヴェイグ一行。 ティトレイも姉を救うため、一緒に行くことになる。 底抜けに明るい性格のティトレイ加入で、それまでの重苦しい雰囲気が一気に和らぐ。 が、アニーはユージーンに対する敵対心を隠さず、そこは緊張感が漂ったまま。 71 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 14 01 ID OUMy/JHA 港町サニイタウンで情報収集。この街でもサレたちによる拉致誘拐が行われていた。 「娘のヒルダがさらわれた」という母親から、サレとトーマの足取りを聞いたヴェイグたちは急いであとを追う。 と、ヒルダという娘が助けを求めてきた。誘拐されたが逃げてきたのだと言う。 ヒルダをかばい、後を追ってきたらしいトーマと対峙するヴェイグたち。 と、後ろからヒルダがヴェイグたちを襲った。なんとヒルダは王の盾の刺客。すべて罠だったのだ。 ヒルダ「騙される方が悪いのよ」 しかし、ヒルダはヴェイグたちに負けてしまう。 トーマは「角を折ったから力が半減したんだ、馬鹿め」と言い放ち ヒルダの帽子(ターバン)を払いのけた。そこには折れた角とガジュマの耳が生えていた。 「見ろよ、こいつは醜いハーフだ。ハーフが嫌だっつーんで角を折りやがった。 純粋な人の体になる方法があるって嘘をついて利用してきたが、もう役立たずだ」 「人の体になる方法があるっていうのは嘘だったの?騙したのね!」怒るヒルダ。 「騙される方が悪いだろ」笑うトーマ。怒りでヒルダが暴走しはじめたのを見てトーマは姿を消す。 最初からヒルダを暴走させ、捨て駒にするつもりで連れてきたのだ。 ヴェイグたちは苦戦するも、ヒルダの暴走を鎮める。 傷ついたヒルダを抱えサニイタウンに戻り、サレとトーマの足取りを一から探すことに。 サニイタウンでは、王の盾・四星の一人、ハーフのミリッツァが、逃げ出した少女を探し回っていた。 監禁場所から逃げ出した少女は本当にいたのだ。ヒルダはミリッツァの前に飛び出した。 ヒルダ「聞いて!純粋な人の体になる方法はないの!私たちは王の盾に利用されてただけなの!」 ミリッツァ「…で?王の盾以外にハーフを受け入れてくれる場所があるの?ないでしょう?」 ヒルダ「………」 ミリッツァ「お前は角を折った。ハーフを嫌がりハーフとしての自分も否定した。お前は許せない」 戦闘が始まり、ヒルダはヴェイグたちと共に戦い、ミリッツァを倒した。 こうしてヒルダ姉さんも、仲間に加わる事に。 72 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 15 19 ID OUMy/JHA ヴェイグたちは逃げ出した少女スージーを探し出し、話を聞くことに成功。 囚われた少女たちはカレギア城に集まられるらしい。スージーは城から逃げ出してきていた。 少女たちは丁重に扱われ、アガーテ女王と一人ずつ対面させられるのだという。 スージーが「こんな綺麗なガジュマの女性は始めて見た」と言うと アガーテ女王は悲しそうに「ガジュマのわりには、という意味?」と聞き返した。その後の記憶は無いという。 一行はカレギア城に向けて出発する。 ヒルダの苦悩を目の当たりにしたヴェイグとティトレイとマオは ガジュマとヒューマの違いやハーフへの差別について意見交換、真剣に考えるようになる。 特にティトレイは、ヒューマとガジュマが恋愛するなんて考えた事も無かった自分にショックを受ける。 アニーはガジュマとヒューマが愛し合う可能性があることに拒否反応を示すが そのうち美人で姉御肌のヒルダに憧れ、慕うようになる。 ヒルダは未だに純粋なヒトの体を手に入れる方法をあきらめてはいないと宣言。 そのままでいいじゃないかというユージーンやティトレイの意見に耳を貸さない。 砂漠でアニーが高熱に倒れ、砂漠の村に立ち寄り看病する事に。 その村は外部の人間に冷たく、アニーも「ガジュマなんかに世話になる気は無い」と 余計な一言を言い放ち、介護をする場所の提供をことごとく断られる。 その村は昔、疫病にかかったヒューマが訪れ、疫病を蔓延させた後、姿を消したため わざとこの村をを滅ぼそうとしたのではないかと、住民が不信感を抱いてしまっていたのだ。 一行はアニーを助けるためオアシスにある治療の材料を取りにいく。 ヴェイグたちが持ち帰った材料の角を見た住人が、あの疫病のあと これを持ったヒューマが村の入り口で息絶えていたことを思い出す。 ヒューマは疫病を持ち込んだ事を気に病んで姿を消したのではないか・・・ そして薬を持って来ようとして息絶えたのではないか? 住民たちは反省し、ヴェイグたちを迎え入れてくれて、アニーの容態が回復する。 喜ぶユージーンだったが、アニーは相変わらずユージーンに拒否反応を示す。 73 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 17 15 ID OUMy/JHA カレギア城を目指し着々と進んで行くヴェイグ一行。 バビログラードという港町につく。そこでワルトゥという王の盾・四星の一人と対戦。 ワルトゥはこの港から捕らえた娘たちをカレギア城まで船で運ぼうとしていた。 ユージーンは旧知の仲らしく、ワルトゥに「なぜお前がこんな事に加担するのか?」と問いただすのだが ワルトゥは答えない。 そこにミルハウストという王国正規軍の将軍も現れ、ワルトゥに娘たちを解放するよう要求。 ミルハウストは女王と国民を守る使命に燃える正義の人であり、王の盾・四星も頭が上がらないらしい(おまけにイケメン。 無事娘たちが解放され、ティトレイと姉のセレーネが再会する。 しかしクレアはすでにカレギア城に連れ去られたあとだった。 がっかりするヴェイグ。 その頃、クレアはアガーテ女王と対面。ヒューマとガジュマの違いを問うアガーテに 「違いはありません、見かけは違っても私たちは同じヒトです」と毅然と答えるクレア。 アガーテはクレアの肩に手を置いた。クレアは気絶し崩れ落ちる。 アガーテは家臣のジルバに告げる「この人よ……私を助けてくれるのはこの人」 74 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 18 47 ID OUMy/JHA ヴェイクたちはカレギア城のあるバルカに到着。 アガーテ女王は、聖なる王の復活の儀式を執り行うと宣言していた。 クレア誘拐となんらかの関係がありそうだ。 ヴェイクたちは地下道を通ってカレギア城に潜入し、囚われていた少女たちの部屋を見つけ出す。 しかしクレアは祭儀場に連れて行かれてしまっていた。 立ちふさがる王の盾をぶっ飛ばし、ヴェイグは儀式執行の間に突入。 ヴェイグ「女王は一体何をする気だ!?クレアを返せ!」 が、アガーテ女王のフォルスの力は絶大でヴェイグは身動きが取れなくなる。 アガーテ女王は月のフォルスを使い、クレアを黒い球の中に取り込み、自らも中に入り込んだ。 そこで、力が暴走。その球体は聖獣ゲオルギアスへと変化してしまった。 聖獣ゲオルギアスは言った。「ガジュマとヒューマは共存できない。必ず争う。 ならばヒューマを滅ぼすのが世界を救う唯一の方法だ」 体が自由になったヴェイグたちは、ゲオルギアスに剣を抜き、立ち向かっていった。 そして見事ゲオルギアス撃破!その瞬間ヴェイグはジャンプして光の中に飛び込んだ。 そしてクレアを抱きかかえ、戻ってきた。 ヴェイグはクレアを連れ、村に戻った。ずっと気を失っていたクレアも目覚めた。 完。 というのは嘘で、ここまでが壮大なプロローグというか第一部です。 75 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 33 26 ID OUMy/JHA 第二部突入 クレアが目覚め、喜ぶ両親とヴェイグ。だがペットのザピィは大好きなはずのクレアに寄り付かない。 そこにアニーが現れ、自分と一緒にカレギア城のそばの洞窟に来て欲しいと告げる。 ユージーンの様子がおかしくなり、マオにヴェイグ達を連れてきてと頼まれたのだと言う。 「マオとユージーンには世話になったんだから行ってやれ」とクレアの両親にも言われ ヴェイグは出発を決意。そんな中、村で騒動が勃発。 ポプラおばさんというピーチパイの名人で、人のいいガジュマの主婦が性格豹変、 ヒューマの住人が気に入らないと喧嘩を売ったのだ。 止めに入ったヴェイグに殴りかかるポプラおばさん。ヴェイグがクレアを氷付けにした時、 クレアの両親と共に、追放寸前のヴェイグをかばい、鬱になったヴェイグを励まし続けたのは このポプラおばさんだった。あまりの豹変振りに驚くヴェイグ。 アニーが言うには、各地でヒューマとガジュマの似たような対立が勃発しているのだそう。 村が心配ではあるがユージーンを救うため出発するヴェイグ。 街道の休憩所で休んでいるとクレアがやってきた。 同行していた道案内の人が言うには、クレアはカレギア城を目指していたらしい。 ヴェイグは村に戻るよう説得をしたのだが アニーが「ヴェイグさんと一緒に居たいんでしょう?追い返すのは可哀相」と言い出し なし崩し的にクレアも同行する事に。 途中ペトナジャンカにも立ち寄り、ティトレイにも声をかけ、4人はユージーンとマオの待つ洞窟へ向かった。 ヒルダは、純粋なヒトの体を手に入れるためどこかへ旅立ち、居場所がわからないらしい。 立ち寄る先では「なんだか急に嫌気がさした」「顔を見るだけで腹が立つようになった」と ヒューマとガジュマが互いを嫌いあう様子が、どこでも見られるようになっていた。 76 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 34 42 ID OUMy/JHA 洞窟の奥ではユージーンがヴェイグたちを見つけるなり獰猛な叫び声を上げはじめた。 「ヒューマが憎い!お前たちを引き裂いてやりたい!だから・・・俺に近づくな!」 父親代わりと言ってもいいほど信頼しているユージーンの豹変振りに泣き出しそうなマオ。 アニーがとある地方に精神を安定させる強力な秘薬があるのを思い出し、それを見つけに一行は旅立つ。 ユージーンが心配なマオと、戦闘能力の無いクレアはここに残る事に。 ラジルダという村に向かったヴェイグたちだったが、この村はヒューマとガジュマの対立が恐ろしいほど酷く、 ガジュマ住民はヒューマであるヴェイグたちに口も聞いてくれない。 ヒューマ住民も、ガジュマのユージーンを助けるためだとわかると態度を一変させ、ヴェイグ達を追い払う。 苦労しながらもなんとか秘薬を手に入れたヴェイグたち。偶然ヒルダもラジルダに来ており再会、合流する。 その頃、クレアは洞窟を抜け出し、カレギア城に入ろうとしてミルハウスト将軍に発見される。 ミルハウストは「女王の一件を知る人間に見つかる前に、この街から出て行け!」とクレアを追い返す。 クレアはミルハウストに何かを伝えようとしたが適わず、 「どうして気づいてくれないの?」と気落ちして門を後にする。 ユージーンのいる洞窟へと戻ったヴェイグたち。 秘薬を飲んだユージーンは落ち着きを取り戻す。ユージーンとマオとアニーは ガジュマとヒューマが憎しみを爆発させるようになったのは、 聖獣ゲオルギアスに関係あるのではと考え、遺跡があるというこの洞窟に入った。 そこで突如ユージーンが暴れだし、奥の檻に閉じこもったのだと言う。 ユージーンがアニーに「ヴェイグ達を連れてきてくれてありがとう」と礼を言うが アニーは「マオに頼まれたから仕方がなかった」と下を向く。 ユージーンが落ち着いたので、一行は洞窟を隅々探して遺跡を発見。そこには 「王ゲオルギアスはヒューマを滅ぼすと決めた。が6人の聖者はそれに反対しゲオルギアスを封印した」 「ゲオルギアスの強大な思念は人々の心に憎しみを生む」 「ゲオルギアスの思念は、聖者の力で消すことができる」など、大昔の聖戦についての記述があった やっぱり人の心が憎しみで満ちた原因はゲオルギアスだった。が、聖者の力とはどこにあるのか? と、ヒルダがラジルダでこの石碑に書いてある紋章を見たと言い出し、一行はラジルダに向かって出発。 77 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 35 48 ID OUMy/JHA クレアが一人で出かけたことをマオから聞いたヴェイグは、クレアに注意する。 クレアは「…ヴェイクたちを洞窟の外で待っていただけです」と嘘をつく。 他にもクレアは、自分がヴェイグにプレゼントした石のペンダントのことを覚えてなかったり、 話しかけると、言葉に詰まり、しどろもどろになるなど様子がおかしい。だがヴェイグは 一年の氷付け→誘拐→しばらく意識不明ということもあり、追求する事はしなかった。 ラジルダ到着。クレアに話しかけてきた少女がいたがクレアは覚えてない様子。 少女も誘拐の被害者だった。カレギア城に囚われていた間、 クレアが「ヴェイグが助けに来てくれるから大丈夫」とずーっと励まし続けてくれたのだという。 「あなたがいてくれなかったら不安で押しつぶされていたわ」とクレアに感謝する少女。 「アガーテが誘拐なんてするから悪いんだ~!」と改めて憤慨するティトレイ。黙り込むクレア。 アガーテ女王はあの事件で行方不明になったのだが、カレギア国はそれをひた隠しにしている。 ラジルダは相変わらず種別対立をしており。ガジュマ住民にはユージーンが、 ヒューマ住人には、顔の割れていないマオとヒルダとクレアが聞き込みにあたった。 特にクレアの上品な言葉使いは、ヒューマの長にいたく気に入られ、やすやすと情報ゲット。 見事、近場の沼に『闇の力』の遺跡があることを突き止める。 「クレアは女王様みたいだったんだよー」というマオの報告を意外に思うヴェイグ。 ヴェイグ「どこでそんな言葉使いを覚えたんだ?」 クレア「・・・・ア、アガーテ様に教えてもらったのよ」 (もうバレバレではあると思うが一応補足。クレアの中の人はアガーテ女王) 78 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 37 42 ID OUMy/JHA 遺跡突入。そこでティトレイは白昼夢を見る。 姉のセレーネが、ガジュマを執拗に苛めている。止めに入り、ガジュマたちを助けるティトレイ。 助けてもらったガジュマは「覚えてろ!思い知らせてやる!」と捨て台詞を吐く。 愛する姉セレーネに「あなたは本当に差別したことないの?誰にだって差別の心はあるでしょう?」と 問いかけられ、ティトレイは自問自答を繰り返す(俺は本当に差別をしたことが無いと言いきれるのか?) 場面は変わって、ティトレイの家。先ほどのガジュマがセレーネを殺害して逃亡してしまう。 絶望や憎しみがティトレイの心に湧き上がる。 「ガジュマが憎いでしょう?」アニーの声が聞こえる。 「いいや!悪いのは姉を殺したヒトだ!ガジュマじゃない!」ティトレイは叫んだ。 悪夢が終わった。これはすべて闇の聖獣の試練だったのだ。 最後にティトレイは闇の聖獣の「信じるものはなんだ」との問いに 「ヒトはみな感情がある、そこに種族の差は無い」と言い切り無事合格。闇の力を手に入れる。 次の遺跡はピピスタにあると教えられ、ヴェイグたちはピピスタに向かう。 ヒルダがぽつりと「なんであんたなの?なぜ私じゃないの?」とティトレイにつぶやいた。 ユージーンが「聖獣の力が手に入っても、人の体が手に入るとは限らない」とさとすのだが ヒルダは「そんなの手に入ってみなきゃわからないじゃない!」と反論する。 ピピスタで次の遺跡を無事発見。 次の試練の対象はマオ。マオが見たものは6聖獣たちの談話。 ━━本当にゲオルギアスの言うとおりヒューマを滅ぼせば世界は救われるのか? ━━ヒューマは本当に危険なんだろうか?共存はできないのだろうか? ━━では、世界を見るために穢れ無き瞳を作りましょう マオは気づく。そうか僕に記憶がないのは無くしたのではなく この世界を見るため聖獣たちに作られた存在だったから。記憶なんて元から無かったんだ。 そして今までの旅で見てきた経験がさまざまと脳裏に蘇る。 ユージーンとの出会い、王の盾、憤り、旅、戦い、仲間、ヒューマ、ガジュマ、ハーフ、ヒト。 マオは「この世界を守るため力が欲しい」と言い、無事炎の力を手に入れる。 ここでヒルダが「私にも力を!」を聖獣に詰め寄る。 聖獣は次は雲海にそびえる塔を目指せと言って姿を消す。がっかりするヒルダ。 79 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 39 16 ID OUMy/JHA そのころ、ラジルダの海岸にアガーテが打ち上げられ、 数少ないまともなヒューマの青年に助けられ、かくまってもらっていた。 (アガーテは女王としてのお披露目がまだだったので、顔はそんなに知られていない) しかしヒューマ対ガジュマの対立が急激に悪化、暴動に発展。町中に怪我人があふれる。 アガーテは、怪我人を運び、薬草を使い介抱を始める(さすが中の人がクレアなだけある) 少し遅れてラジルダに戻ってきたヴェイグたちも、事態を収めるため奔走。 アガーテがいることにクレアだけが気づくが、クレアはアガーテに見つからないよう隠れ、やり過ごす。 そこにミルハウストが軍隊を引き連れ、ラジルダを制圧。ヒューマとガジュマの長を連行する。 住民の対立が起きないよう、ここを軍の監視下に置くことを決めると ミルハウストはあわただしくラジルダを出ていった。クレアは黙って見送った。 宿屋ではアガーテが怪我人の治療をしていたが、ヴェイグたちはまったく気づかず 雲海にそびえる塔に向けて出発してしまう。 だが、アガーテはヴェイグたちに気づき、後を追う。 キョグエンという裕福な街に着いた御一行。 塔の情報を得るため、街の富豪のもとを訪ねる。 富豪は情報を出す代わりに、自分が主催しているオークションの警備と クレアを接客に使わせることを条件を出す。 ヴェイグたちが客の出迎えと警備に当たっている頃、クレアは監禁されてしまう。 隣の部屋では、キョグエン付近で富豪の部下に拉致られたアガーテも閉じ込められていた。 オークションと言うのは人買いも兼ねており、富豪は上玉のクレアとアガーテを売り飛ばす気なのだ。 狼狽するクレアを、壁ごしにアガーテが励ます。クレアは、向こう側にいるのが、アガーテであることに気づく。 クレア「…あなたは強いんですね」 アガーテ「私は強くないわ。信じているだけ」 そこに、ヴェイグのペットのザピィがアガーテの部屋に飛び込んでくる。 アガーテはここにヴェイグが来ている事を確信。ヴェイグに「助けて」と手紙を書きザピィに託す。 ヴェイグは、クレアの字で書かれた手紙を読んで囚われた事を知り激怒。 クレアを助けるため富豪の家に突入する。いろいろあったが、クレアを無事に助け出す。 しかしアガーテは一足遅く売り飛ばされた後であった。 ヴェイグ「他に捕まってた女性はいないな?クレア」 クレア「……いません。私だけです」 81 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2417 41 43 ID OUMy/JHA ノルゼンと言う雪の村に移動した御一行。ここもヒューマ対ガジュマの抗争が勃発していた。 「種族争いなんぞけしからん!」と怒る頑固爺さんなど、まともな人が残っているので、暴動の心配はなさそうだ。 古の塔についての情報を探すと、村の青年が場所を教えてくれる。 ヴェイグたちは塔にのぼり、最上階に着いた。そこにいたのは王の盾・四星の一人、サレ。 サレはカレギア城で、いとも簡単にヴェイグにぶっ飛ばされたせいでプライドが傷つき、さらに狂った。 そしてヴェイグ達の心を傷つけ、倒し、復讐することを当面の目標にしてしまった。 この場所を教えてくれた村の青年もサレの変装。「ここならミルハウストに邪魔されずにお前らを倒せるからな」 サレはヴェイグたちと仲良くたわむれていた王の盾の下っ端、ドジッ子3人組「漆黒の翼」を改造して操り、 ヴェイグたちを襲わせ、自分はさっさと立ち去ってしまう。 戦いの後、自分を取り戻した漆黒の翼に、王の盾を抜けるよう説得するヴェイグたち。 ここは聖獣の塔ではなかった。3人を見送ったあと、うなだれる一行の前に、 遠くの平原に、雲の中までそびえ立つ塔のシルエットが見えた。雲海にそびえし塔・・・あれだー!!!! しかし塔に行くには船がないと無理なことがわかった。 船を借りる交渉をしようと、ノルゼンの港に行くと、軍が港を封鎖しており追い返されてしまう。 そこにアニーが仲間になるイベントで出合った、女医のキュリアと医師見習いのミーシャが現れる。 各地で暴動が発生しており、鎮圧するため出動した軍が2人に同行の要請をしたらしい。 軍の船を借りる事はできないか?と相談するヴェイグ一行。 宿屋で連絡待ちをしていると、ガジュマの兵士が尊敬するユージーンに挨拶がしたいと尋ねてきた。 そのガジュマの兵士は、ユージーンの元部下で、アニーの父バース殺害の現場にいたらしい。 アニーは「教えて!どうして父は殺されたの?」とガジュマ兵士に詰め寄る。 「父親?」兵士はバースの娘とユージーンが行動を共にしていることに驚く。 兵士「ユージーン隊長は悪くない。バース医師をかばっているんだ…ラドラス王を…」 しかしユージーンがそれ以上言わないよう兵士に口止めをしてしまう。 「父は立派な医者だった!ガジュマの言う事なんか信じない!」アニーは怒りまくり兵士を追い出してしまう。 100 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 27 07 ID OUMy/JHA そんな中、魔物が大挙して村に押し寄せ、勇敢に戦った兵士が大量に負傷する。 かけつけたヴェイグたちが魔物を撃退。その後みんな分散して怪我人を屋内に運び、手当てする事に。 キュリアは、医者の心得のあるアニーに、他の家に運ばれた患者を診て回ってくれと頼む。 「いい?アニー。命に色はないのよ!そこにいるのはヒューマでもガジュマでもなく、患者なの!」 アニーはしぶしぶ患者の元へ出向くが、その重傷患者は宿屋に尋ねてきたあのガジュマの兵士だった。 アニー「できない…ガジュマを助けるなんてできない……」 ユージーン「アニー、助けてやってくれ、頼む!」 しかしアニーが駄々をこねている合間にガジュマ兵士は絶命。アニーのその態度と兵士の死に涙を流すユージーン。 アニーは兵士の死でようやく自分が何をしでかしたかを認識。兵士を見殺しにした自分にショックを受ける。 アニーは走り出すと、雷のフォルスを持つヒルダを連れて戻り、電気ショックで兵士を蘇生させようと必死になる。 蘇生は成功。アニーは人が違ったように村中をかけずりまわり、すべての兵士たちの治療に精を出す。 アニーは生前父が言ったという「命に色はない」という言葉をやっと受け入れ、理解した。 そしてアニーの努力が認められ、軍が船を貸してくれる事になった。 しかし、アニーはガジュマに対する差別はやめたが、ユージーンにはやっぱり冷たいまま。 また、ユージーンもイライラしているのか様子がおかしくなってくる。 101 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 28 31 ID OUMy/JHA 古の塔に突入。次の試練の対象はアニー。アニーが見せられる白昼夢は、対ガジュマの記憶の数々。 父がユージーンに刺し殺される場面。ユージーンに奇襲をかけて返り討ちにあった思い出。 「近寄らないで!」「ガジュマなんか嫌いよ!」ガジュマの人々へ向けた自分の発した言葉。 ハーフの差別に苦しむヒルダの苦悩。いつも気遣ってくれるユージーンに対して冷たい態度を取り続ける自分。 ガジュマ兵士への治療。「命に色はない」という父の言葉。 アニーは自分が間違っている事に気づいていたのに、ガジュマを憎む事でその答えから逃げていた事を反省、 自分と向き合う事を決意する。 「種族争いを止めたい」未だにガジュマへのわだかまりが吹っ切れない自分をも認めた上で答えを出す。 聖獣は正直に自分の気持ちを答えたアニーに、風の力を分け与えた。 そして最後に父バースの殺害の真相をアニーに見せる。 ユージーン「国王はどうして亡くなったのだ?病気の原因はなんだ?答えろバース」 バース「気づいているんだろう?お前の予想通り、国王に毒をもったのは私だ」 ユージーン「バース!…なぜだ!」 バース「死ね!ユージーン」 ナイフを持って襲い掛かったのはドクター・バースだった。しかしもみ合ううちにナイフはバースの胸に突き刺さった。 呆然とバースの亡骸を見下ろすユージーンを、発見した兵士たちが取り囲む。 ユージーンは抵抗もせず連行され、軍を追放されて地位のすべてを失った。 アニーは真実を知った。塔から出たアニーは涙を流しユージーンに抱きつき、謝った。 「俺の知っているバースはあんな事をする男じゃない。何か理由があるはずだ。一緒に真実を探し出そう」 ユージーンの言葉にうなずくアニー。ユージーンとアニーのわだかまりはここで消えた。 次の聖獣の場所へ向かおうとする御一行。しかしマオに聖獣が乗り移り、 緊急メッセージをヴェイグに伝えてきた。 「ベルサスへ急げ!大切なものが失われる!」 急遽予定を変更、ベルサスに向かうヴェイグたち。 102 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 31 07 ID OUMy/JHA ベルサスでは、売り飛ばされたアガーテがこの街の権力者の家に連れられてきていた。 権力者スカラベの娘はアガーテに誘拐されており、娘は帰ってきたもののあれ以来元気がない。 そこで女王にそっくりのガジュマを買取り、娘のメイドとしてこき使い、気を晴らそうとしたのだ。 スカラベの娘とは、カレギア城を抜け出し、ヴェイグたちに助けられた少女スージー。 スージーは女王にそっくりなガジュマの出現に驚くが、「女王の顔はもう見たくないの」と打ち明け 「父に見つからないようここから逃げなさい」と、屋敷からアガーテを逃がす。 アガーテは、ベルサスの街をさまよう。どこへ行ってもガジュマは近寄るな!と追い返された。 ベルサスはヒューマが実権を握っており、ガジュマは迫害され、スラムに追いやられてしまっていた。 ガジュマのスラムに入ったアガーテは、迫害され疲労した住民に女王だということを見抜かれ 「助けてください」と懇願される。この状況を見過ごす事はできない。アガーテの姿ならできることがあるはず…。 アガーテは、権力者スカラベの屋敷に再度戻り、ガジュマ差別をやめるよう説得する。 ヴェイグたちもベルサスに到着。ベルサスのガジュマ差別に嫌悪感を抱きまくる。 スージーがヴェイグたちに挨拶に来て、ユージーンに対する父親の非礼を謝る。 そしてクレアを紹介され「あなたも怖い思いをしたのね、あんなことするなんて酷い女王様よね」 と声をかける。まったく返事ができないクレア。 クレアはヴェイグから、女王が行方不明になりミルハウストが泣いていたこと、 おそらく今は必死で女王の行方を捜しているのではないか、ということを聞く。 「嘘よ…私のことなんて…。あなたとは違いすぎるって言ったのに…」 クレアはミルハウストに思いをはせる。 103 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 33 40 ID OUMy/JHA アガーテがこの街に来ており、ヒューマとガジュマの和平宣言を行うという情報を聞き、 広場に行くと、ギロチンが用意され、アガーテが連行されてきた。 権力者スカラベは叫んだ。「ガジュマが女王なんてこの国はおかしい!ヒューマがこの国の実権を握るべきだ! アガーテは我が娘を誘拐した!そんな女王はいらない!ここで処刑する!」ヒューマの住人は歓声を上げた。 「和平を結ぶって言ったじゃないか!」ガジュマの住人が抗議の声を上げた。 アガーテがギロチン台に立たされた。最後に何か言ってもいいぞとスカラベがニヤニヤして命令した。 アガーテは前に出ると毅然とした態度で話し出した。 「皆さん、見掛けは違っても、ガジュマもヒューマも同じヒトです……」 それは立派な演説だった。その言葉に胸を打たれた人々が口をつぐみ、広間は水を打ったように静まり返った。 「私の知っている村では、近所のおばさんがピーチパイを作ります。それをみんなが美味しいねって喜んで食べます。 その美味しいと思う気持ちに、ヒューマもガジュマも関係ありません。心に種族はないんです。 みなさんもピーチパイを食べる時のことを思い出してください。美味しいと感じる心に…種族はありますか?」 ヴェイグは、気づいた。ギロチンの横にいるアガーテこそクレアだと。 ヴェイグたちは、アガーテの姿をしたクレアを助け出すため、群集に突入していった。 アガーテは、自分の姿をしたクレアの言葉に胸を打たれ、ただ立ち尽くすのみだった。 ミルハウスト率いる王国軍もアガーテ登場の噂を聞きつけ街に到着。民衆の制圧に取り掛かった。 あわてたスカラベは、アガーテ女王の首を落とすべく、ギロチンの紐を切り落とした。 ヴェイグは、氷のフォルスで落ちてくる刃を凍りつかせ、救出する。 以前はクレアを散々な目にあわせたフォルスで今度はちゃんと救ったのだ。 「私信じてた。ヴェイグならどんな姿をしてたって私に気づいてくれるって…」 「クレア…」 注・ここからクレア姿のアガーテは『アガーテ』、アガーテ姿のクレアは『クレア』と書いていきます。 104 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 35 31 ID OUMy/JHA 街も落ち着いたあと、ミルハウストとヴェイグたちがクレアの姿をしたアガーテを取り囲んだ。 ミルハウスト「あなたがアガーテ女王?なぜこんなことを…」 アガーテ「私……私は…あなたのために…」 ヴェイグ「それよりクレアに体を返してくれ、それが先だ」 アガーテ「…ごめんなさい…ごめんなさい!」 アガーテは、その場から走り去ってしまう。追いかけるミルハウスト。 ヴェイグたちも追いかけようとしたが、またマオに聖獣が乗り移り、 「君たちは先に聖獣の力を手に入れるべきだ。大切なものは守れただろう?」とヴェイグに問いかける。 ヴェイグは渋々、クレアの体の行方についてはミルハウストに任せる事にして聖獣探しを再開する。 次の聖獣の居場所は簡単に見つかり、遺跡に入って行く御一行。 ここの試練の対象はヴェイグ。見せられた白昼夢はアガーテとクレアの乱舞だった。 アガーテの姿をしたクレアが問う「私は誰?」「私はアガーテ」 クレアの姿をしたアガーテが言う「私がクレアよ」「だって体がクレアだもの」 2人が交互に現れては、混乱する言葉を吐いていく。 白昼夢は、一人だけに見せられるもので、一緒にいる仲間は 何が起こってるのかさっぱりわからない。他の仲間はみな表に出さず乗り越えたのに ヴェイグはみなの前で「お前はクレアじゃない!」と絶叫しまくり その度、現実に戻ってはクレアに「ごめん…」と謝る事になった。 聖獣からのお前の隣にいるのは誰だ?という問いかけに、 ヴェイグは「クレアだ」ときっぱり答え、無事試練に合格。 水の聖獣の力を得る。その水の聖獣は空を飛ぶために今後同行してくれるという。 この遺跡のある町では、ガジュマとヒューマの禁断の恋愛をしている住民がいた。この2人から 「ハーフが暮らしている村があると聞いた、そこなら私たちも暮らせるのではないか」と相談される。 ところがヒルダが「あんたたちみたいなのがいると迷惑なのよ!」とブチ切れ、追い払ってしまう。 ティトレイは、ヒルダに好意を持ち始めたらしい。シスコンなので年上にめっぽう弱いようだ。 マオは、ヒューマでもガジュマでもハーフでもない自分の存在に、一人で思い悩んでいた。 クレアは、みんなとわきあいあい楽しく過ごしている。しかし戦闘に加われない非力な自分を 少し気にしているようだ。 105 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 36 58 ID OUMy/JHA 水の聖獣が言うには、次はようやく待ちに待ったヒルダの番で、 ヒルダの出生にヒントが隠されているらしい。 ヒルダはハーフのせいか両親に捨てられており、手がかりといえば ずっと大切に持っている珍しいタロットだけ。 同じタロットを持つという占い師の噂を聞き、人里はなれた村に出向く御一行。 この村は驚く事に、ヒューマとガジュマの異種別結婚をして故郷を追われた人々が暮らす村であった。 一行は占い師に会いに行く。ガジュマの占い師ナイラはヒルダの母であった。 ヒルダに抱きつき、嬉し涙を流すナイラだったが、突如ヒルダに向かって「この村から出て行け」と叫ぶ。 ヒルダは落ち込み、もう一度会いに行こうと説得する仲間に「行かない!」とヒステリーを起こす。 そこに王の盾・四星の一人、トーマが現れ、ヒルダたちに襲い掛かった。 ナイラが飛び出してきて「私の娘にもう二度と手を出すな!」とヒルダをかばい、死んでしまう。 トーマは「父親もヒルダかばって死んで、次は母親かよ」と笑い、姿を消す。 村人から詳しい話を聞くと、 トーマに赤ん坊のヒルダは誘拐された。ナイラはヒルダを探し世界を放浪、この村に流れ着いた。 そして、いつか成長したヒルダがこの村の噂を聞きつけ来てくれることをずっと待ち望んでいたのだという。 「じゃあなぜ私を拒んだの?」泣き崩れるヒルダ。答えは簡単に見つかった。 ナイラは「角二本のタロット現れた時、自分の命がついえる」という予知をしており、 これがヒルダのことを指すと気づいたナイラは、母の死を娘に見せたくない一心でヒルダを遠ざけようとしたのだ。 ナイラの遺品と手紙を受け取り涙を流すヒルダ。手紙にはヒルダへのあふれんばかりの愛が綴られていた。 ナイラの遺品の紫水晶は、次の遺跡を開く鍵だということがわかり 傷心のヒルダを含めた一行は、遺跡に旅立つ。 ヒルダの試練は、それまでのヒルダの人生のフラッシュバック。 生まれたばかりのヒルダを抱き、幸せそうに笑う両親。 ハーフはたいてい成長できずに死んでしまう。ヒルダも死にかけ、助けてもらおうと聖獣のもとを訪れる両親。 だが、遺跡の中には魔物がいる。父親のアムジルは二人をかばい身を投げ出し死亡する。 ヒルダは聖獣に助けてもらったものの、ハーフ狩りをしていたトーマが現れ、ナイラからヒルダを奪う…。 ヒルダは迫害されて育ち、トーマの暗殺部隊の手ごまとして成長する。 「ハーフなんかに好かれるのは迷惑なんだよ。そんな目で見るなよ!」片思いの相手に罵倒されるヒルダ。 同じ境遇のハーフのミリッツァが言う「ハーフに居場所なんてないのよ」 己の運命に絶望し角を折るヒルダ。トーマに見捨てられ、ヴェイグたちと共に旅をし、母と再会する… 聖獣は「純粋なヒトの体が欲しければ与えてやってもいい」とヒルダに告げる。 しかしヒルダは断った「両親が与えてくれたこの体が私の誇り。今は角を折った事も後悔しているの」 ヒルダは光の力を手に入れた。 106 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 38 40 ID OUMy/JHA 残りはユージーンだけ。最後の聖獣がいるという幻の島を探しに御一行は旅立つ。 幻の島というのはサニイタウンのことだった。町の中ではすでに聖獣が待っていた。 光の中に入っていったユージーン。 ユージーンの試練は、ヒューマへの憎しみや猜疑心が渦巻く己の心に立ち向かうことだった。 やすやすとユージーンは試練を乗り越える。 ユージーンは言った「ヒトをつなぐものは種族ではない、絆だ」そして地の力を手に入れる。 実は、ユージーンは、精神安定の秘薬の効果は薄く、ずっとヒューマへの憎しみに囚われていたという。 それを押さえ、今まで旅を続けてきたのだ。 ユージーンの精神力の強さに改めて脱帽し、尊敬のまなざしを送るヴェイグたち。 そして聖獣から大昔、何がおこったのかを聞く。 その昔、文明を発達させたヒューマがガジュマを支配しようと戦争を起こしたという。 それに怒った聖獣の王ゲオルギアスはヒューマを滅ぼす事を決意。 他の聖獣はゲオルギアスに反対し対立。聖獣は力を合わせ聖獣王ゲオルギアスを倒した。 地上ではヒューマがガジュマを支配することなく、戦争も終結。 そして長い年月がたち、アガーテの一件でゲオルギアスの思念が満ちたのが現在の状況である、と。 ついにすべての聖獣の力が集まった。 ヴェイグたちは聖獣の力をあわせて、ゲオルギアスの思念を浄化した。 世界を光が覆い思念が消えた。胸をなでおろして町に戻るヴェイグたち。 だが町にガジュマ兵が押しかけヒューマ住民を理由も無く拘束してしまう。 人々も、前よりさらに憎しみ合っている様子。 聖獣があわててヴェイグたちに状況を知らせてきた。 ゲオルギアスの思念は確かに浄化されたが、 思念によって倍増した怒りや憎しみなどの『負の感情』が、かわりに世界中を覆い尽くそうとしている。 そして、それに感化されたヒトたちが憎しみに任せ、紛争を引き起こし始めたと。 107 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 40 22 ID OUMy/JHA 第三部 ヴェイグたちはあちこちの町や村の紛争を止めるため世界中を駆けずり回る。 砂漠の村では、ガジュマがヒューマの老人の家を乗っ取り、砂漠に追い出した。 老人たちは行き場も無く、魔物の出るオアシスに身を寄せていた。 いくら気に入らないとは言っても、今までは老人を砂漠に追い出すなどの 非道なふるまいは人々はしてこなかった。 これが負の感情の仕業なのか?ヴェイグたちは行く末を案じる。 ヴェイグたちは老人を助けて、村に連れて帰る。ところが今度は村が魔物に襲われていた。 ヴェイグたちは魔物を一掃。ガジュマもヒューマも協力し、一緒に魔物に立ち向かった。 住民たちは反省し、みんなで暮らすことを約束する。わだかまりは完全には消えていないのだが、 ここから先は住民同士で解決するべきだとヴェイグたちは判断して、次の町へ向かう。 ここらへんでマオは自分が聖獣に作られた存在であることをカミングアウトする。 ティトレイ「でも、マオはマオ、だろ?」 ヒルダ「…あんたはヒトよ。マオ。私たちと同じ、ヒト」 ヴェイグはというと、心がクレアであることが一番大切なのだと頭ではわかっていても アガーテの姿のクレアにどうしても馴染めない。 クレアもそんなヴェイグに気づいていた。 108 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 42 01 ID OUMy/JHA アガーテサイド 行方不明になっていたアガーテだったが、一人で旅を続けてカレギア城にたどり着く。 サレが近寄ってきてアガーテを入れてやれと門番に命じ、アガーテは城内に入ることができた。 「祭儀場で面白いことが起こってるよ~?w」サレの態度を不審に思いながら アガーテは一番の家臣であったジルバを探すことにした。 彼女なら私が入れ替わるまでの手助けをしてくれたんだもの、力になってくれるはず! そして目当てのジルバは祭儀場で見つかった。なんとガジュマ市民やガジュマ兵を集め ヒューマを殲滅するための戦争をしかけると高らかに宣言をしていたのだ。 「ヒューマは滅ぼさなければならない!いまこそ我らガジュマが世界を征服する時だ!!」 人が変わってしまったジルバを信じられない思いで見つめるアガーテ。 「ヒューマが紛れ込んでるぞ!」見つかったアガーテは逃げる事しかできなかった。 門まで逃げてきたアガーテに、サレが近づく「見た?面白かったでしょ?」 「・・・何が起こってるの?」 「さあ?でもそれを知って何ができるっていうんだ?今のアンタは無一文のヒューマの小娘。 誰もあんたが女王だって気づかない。大好きなミルハウストにも気づいてもらえなかったくせにw でもそれを望んだのは自分でしょう?ねえ、アガーテ様」サレは高らかに笑うと城内へ消えていった。 アガーテはしばらくうつむき、顔を上げると門を出て行った。 城下街に出たその瞬間、世界を光が覆った「ヴェイグたち…浄化に成功したのね」 城下街で、子どもを連れたガジュマの女性がうずくまり苦しんでるのに気づいてアガーテは声をかけた。 「ヒューマなんかに助けられたくない!」とは突っぱねられたものの アガーテは商店に急ぎ、ヒューマの店主に薬を売ってくれるように頼む。 しかしヒューマ住民が追いかけてきて「その女に薬を売るな!ガジュマに飲ませる気だ」と店主にちくる。 店主は「ガジュマに飲ませる薬はねえよ」と言ってアガーテを追い払う。 それでもしつこく頼み込み、アガーテはなんとか薬を入手。 ガジュマの女性の元に戻り、薬を渡すが「何よこれ、胡椒じゃないの!」と胡椒の入った袋を投げつけられる。 おろおろするアガーテ。見かねたヒューマの子どもが、家から薬を持ってきてくれる。 ガジュマの女性は薬を飲み、容態が治まったとたん立ち上がって去ろうとした。 「待って!せめてこの子にお礼を…」 「ふん!ヒューマなんかに助けてほしくないって言ったでしょう?」 「どうしてそんなことを…私たちは同じヒトでしょう?」 「ガジュマとヒューマは違う!一緒にしないで!」 言い争いになりかけたその時、ガジュマ女性の娘が、薬を持ってきてくれた少年に話しかけた。 「お母さんを助けてくれてありがとう、嬉しかった」 「ううん。僕もお母さんが苦しんでたら悲しいもの。当然だよ」 ガジュマ女性とアガーテは、その言葉を聞いて黙り込む。 109 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 43 45 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド ヴェイグたちは聖獣信仰のある遺跡の町(水の力を手に入れた街)に戻った。 この町でも対立が悪化。ヒューマはガジュマを崖下の港に追いやり、上がってこれないよう リフトを止めてしまっていた。ここには禁断の恋愛をしているあのカップルがいる。 ガジュマの少女は「駆け落ちをする約束をしたばかりなのに」と涙を流し、ヒューマの恋人の身を案じていた。 ヒルダは「私たちがなんとかするから、あなたはここで彼を待ちなさい」と優しく慰める。 そしてヴェイグたちの活躍で、ガジュマとヒューマは元通りの生活に戻ることができた。 ヒルダは、例のカップルを見つけると、 「できればこのまま町にいて、あなたたちが道を開いて行って欲しい。私の両親のように」と願いを託す。 アガーテサイド アガーテはティトレイの故郷、ペトナジャンカに来ていた。 ヒューマに町を追い出されたガジュマたちが、この町の工場で職を得ていたが ガジュマにだけ力仕事を押し付けられると不満をため、立てこもりストを起こしていた。 アガーテは工場に入ると、機材を勝手に動かしまくり、機械を暴走させる。 ガジュマたちは部屋から出てきて、ヒューマたちと協力しながら機械を止めるため奔走した。 怒られるアガーテだったが、しどろもどろになりながらも 「ヒューマとガジュマは力をあわせて暮らすべきです」と自分の思いを必死になって伝える。 そしてヒューマとガジュマの話し合いが行われることが決定。一件落着する。 ティトレイの姉、セレーネはアガーテに礼を言う。 「ありがとう。さすがはクレアね。いつも他人のことに一生懸命になって」 アガーテはクレアという女性の偉大さに気づいた。 そして同時に女王としても目覚めはじめた 110 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 46 14 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド ヴェイグたちはガジュマだけで暮らす町、ピピスタを見に行った。 そこではガジュマで階級を作り、お互いを見かけで差別するという愚考に走っていた。 (角があるのは特等民、羽があるのは優秀民、全部ないのは二級民。ヒューマの呼び名は劣等民) ガジュマ同士で差別が平然と行われ、思いつめた子どもが家出したり、自分の翼を切ろうとする事態まで発展。 いつもは寡黙なヴェイグが珍しく声を荒げ、ピピスタの長に詰め寄った 「ヒューマがいると、どうしても種族間の争いが起こるからガジュマだけで暮らしているとあんたは言った。 だが、これはなんだ?同じガジュマで階級を作り、壁を作って、ガジュマ同士で憎みあう! 姿の違いなんて問題ではないだろう!相手の姿によって態度を変えるなんてことはしてはいけないんだ!」 ピピスタの住民はヴェイグの言葉にしゅんとして黙りこくった。 ヴェイグたちはピピスタを出た。 思念が消え、まともになった人もたくさんいるのだが、 負の感情に囚われ、憎しみを増大させる人々のほうが圧倒的に多かった。 そして憎しみは憎しみを呼び、負の感情はさらに膨れ上がっていく。 クレアはヴェイグをじっと見つめていた。 「ヴェイグ?何か悩みがあるなら言ってね」 「大丈夫だ、大丈夫だよクレア……」 しかしクレアの心配は的中していた。ヴェイグの心は…… アガーテサイド アガーテは、女医キュリアと少年ミーシャの暮らす港町に来ていた。 港でミーシャが、ガジュマとヒューマの争いをやめさせようと必死で仲介に入っていた。 突き飛ばされたミーシャを、アガーテはかばう。「子どもを突き飛ばすなんて…」 アガーテはつかつかと中央に進み出ると、毅然と言い放った。 「あなたたちは種族の争いの前に、ヒトとしての行動を見つめなおしなさい!」 111 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 48 16 ID OUMy/JHA ヴェイグサイド その次の日、ヴェイグたちがその港町にたどり着く。 前日にアガーテにあれだけ怒られたのに、住民は相変わらず対立。 そこにガジュマ兵がヒューマを制圧しにやってきて、やっと事態が収まる。 女医キュリアは、クレアとアガーテの入れ替わりについて説明を受け、卒倒しそうになる。 キュリアは、ヴェイグの手が手袋の中で凍り付いていることに気づき、ヴェイグを呼び出す。 俺じゃなくて先にクレアを治してくれと、突っぱねるヴェイグ。 そこにミーシャがこの町で昨日『クレア姿のアガーテ』を見たとヴェイグに告げる。 ヴェイグは部屋を飛び出し、町中を探し回る。が、すでに彼女は町を出て行ってしまったらしい。 そこにクレアを見かけたガジュマ兵が集まってきた。 「おい、アガーテ様じゃないか?」「まさか」「アガーテ様に似てるよなぁ」 ヴェイグはその言葉に反応した「アガーテじゃない!…ここにいるのはクレアだ!」 ヒューマへの憎しみを隠そうともしないガジュマ兵たちは それを言えばヴェイグが、気を悪くするという事に気づき、はやしたてた。 「アガーテ様にそっくりだ!」「アガーテ様!」「アガーテ様!ばんざーい!」 「やめろ!これはクレアだ!クレアなんだ!」ヴェイグの体が青く光りだした。 ヴェイグの氷のフォルスが完全に暴走したのだ。 ユージーンたちが、ヴェイグの暴走を止めるため、飛び掛ってくるが、 戦闘能力が高いヴェイグは、全員ぶっ飛ばしたあとに、ようやく力を使い果たし気絶する。 クレアはヴェイグにつきっきりで看病。 夢の中で、完全なクレアが「私のせいなのね。ごめんねヴェイグ。私がいるから…」と謝ってきた。 目覚めると、クレアは消えていた。 北へ向かったという情報を頼りに、ヴェイグはクレアを一人で追いかけ、町を出て行った。 橋のたもとでミルハウスト将軍がヴェイグを待っていた。 ミルハウスト「クレアさんは私があずかった。彼女の方から助けてくれと言ってきた」 ヴェイグ「嘘だ!クレアを返せ!」 ミルハウスト「なぜ、彼女がお前のもとを去ったか、よく考えてみるがいい」 ヴェイグはミルハウストに挑みかかるが、簡単に叩きのめされる。 112 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 50 03 ID OUMy/JHA ヴェイグ&アガーテ 港町でヴェイグは目を覚ました。そして、そこに『クレアの姿』があった。 「クレア!」 「…いいえ。私はアガーテです」 アガーテは橋で倒れているヴェイグを見つけ、ユージーンたちに知らせに来てくれたのだと言う。 「アガーテ、クレアはミルハウストのもとにいる。体を元に戻してくれ」 しかし、アガーテは首を振った。あれ以来、月のフォルスの力が使えなくなってしまったのだ。 フォルスは心の力なので、体が変わっても使えるはずなのだが、何度試しても出てこないだという。 ヴェイグはそれでもいいから一緒に来い、代わりにクレアを返してもらうんだ!と、アガーテに詰め寄る。 「クレアさんは自分から出て行ったそうですし、わたくしが行ったところで帰ってくるかどうか…」 「黙れ!クレアは帰ってくる!元はといえばお前がクレアをさらったから…!!!」 それまで黙って見ていた仲間たちだったが、ティトレイが止めに入ってきた。 ティトレイは2人きりで話がしたいとヴェイグを海岸に連れて行き、いきなり殴った。 「お前がそんなだからクレアちゃんは出て行ったんだ!」「俺のせいだっていうのか?」 「ああ、そうだよ!お前が何も言わないから悪いんだ!」「お前に俺の気持ちがわかるもんか!」 「だからそれを言えって言ってるだろ?言わなきゃ伝わらない事だってあるんだよ!俺たち仲間だろ!?…言えよ!」 夕日をバックに海岸で殴りあう2人w ヴェイグはティトレイをダウンさせる。仲間たちもぞろぞろ集まってきた。 そして初めてヴェイグは自分の気持ちを素直に口に出した。 「ベルサスでクレアを助け出した時は、アガーテの姿でもクレアに見えた。平気だと思った。 でもそのうち、クレアがクレアらしい行動を取るたび、アガーテの姿が邪魔だと思うようになり、 クレアを見るのも辛くなってきたんだ…。俺がクレアを追い詰めたんだ。俺のせいだ」 泣き出すヴェイグ。 落ち着いたヴェイグは、すぐ近くにある故郷に帰りたい、クレアの両親に会って話がしたい、と 仲間たちに告げる。快く了解する仲間たち。 アガーテ陛下も一緒に行きませんか?と、ユージーンが声をかける。 驚くアガーテ「いいのですか?」ヴェイグが答える「ああ一緒に行こう」 一方、クレアはミルハウストに連れられ、女王としてカレギア城に帰ることとなった。 クレアは入れ替わった事を悟られないよう、女王陛下として振舞うよう ミルハウストに指示される。 113 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 52 20 ID OUMy/JHA ヴェイグの故郷スールズ村に戻った御一行。ここでアガーテが提案する。 クレアの両親に体が入れ替わったことは心配をかけるだけだから言わない方がいい、 自分はクレアとして振舞ったほうがいいのではないか?と。 ヴェイグも、それに同意。アガーテはクレアとして行動することになった。 実家に戻ってきたヴェイグは旅の報告と素直な今の気持ちを、クレアの両親に打ち明ける。 ヒューマとガジュマの対立によって、それまで考えもしなかった種族というものを意識するようになってしまった事。 一旦意識してしまうと、どうしても相手の姿を気にしてしまうようになった事。 クレアの両親は「大切なのは姿じゃない。心だよ。種族でもない、心だ」とヴェイグに答える。 そしてヴェイグはポプラおばさんの家へ。 この村の人々は、思念が消えて善良なヒトに戻ってはいるのだが、未だに関係はギクシャクしている。 中でもポプラおばさんは自分の犯した行動にショックを受け、引きこもってしまっていた。 ドア越しにヴェイグはポプラおばさんを励ます。「元気になったら、またパイを一緒に食べよう」 そしてポプラおばさんはピーチパイを焼いてヴェイグ達を訪ねてきた。 ヴェイグとアガーテは村中を周り、「ピーチパイを食べよう」と村人たちを呼び集めた。 ギクシャクしていた村人たちも、パイを食べて打ち解けはじめ、村は元の姿に戻った。 『ピーチパイを食べる時のことを思い出してください。美味しいと感じる心に…種族はありますか?』 クレアがギロチン台の上で言った言葉の意味を、アガーテは身をもって体験した。 「心に種族はない…こういうことだったのですね」 アガーテは、クレアという女性の強さに感服していること、 世界を見てまわり、いかに自分が狭い世界でしか物事を見ていなかったのか思い知らされたこと、 そして自分の犯した罪の大きさを今頃になって実感、とても恥じているのだ、とヴェイグに伝える。 ヴェイグは、アガーテの事はとても憎くて許せなかったけれど、今のアガーテなら国を任せたいとさえ思う、 終わった事を振り返っても仕方がない、これからのことを考えよう、とアガーテに答える。 2人は、世界の事も、クレアの体の事も、すべてが元通りになるよう頑張ろう、と誓い合う。 迷いを吹っ切ったヴェイグは、再度旅立つ事を決意する。 見送りに来たクレアの両親は「お前のことは本当の子どもだと思っている。クレアのこともいつかちゃんと話して欲しい」 と告げる。クレアが別人だという事に、両親は最初から気づいていたのだ。 ヴェイグは答えた「わかった。行って来るよ。……父さん、母さん」(これまではおじさん、おばさんと呼んでいた) 114 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 53 44 ID OUMy/JHA 最終章 村を出たとたん、地響きが鳴り響き、ラジルダが陥没、海に飲み込まれてしまう。 地の聖獣に何が起こったのが聞きに行くヴェイグたち。聖獣が言うには、 住民の対立が一番酷かったラジルダは、負の感情が高まりすぎて飲み込まれてしまった。 これから先、さらに消滅する町や村が増えるだろう。 解決法はただひとつ、世界を動かす事ができる聖獣王ゲオルギアスを復活させる事。 しかしゲオルギアスはヒューマ殲滅の野望を捨てていないかもしれない。 ヴェイグは決断する。 「俺たちはヒューマにガジュマにハーフ、そして聖獣に作られた命、体が入れ替わった女王、 様々な命の集まりだ!でもしっかりと共存している。俺たちでゲオルギアスを説得して世界を救う!」 聖獣王の眠る場所は王族の管理する聖所、獣王山にあるという。 アガーテの案内で、一行は獣王山に入った。 しかし、ヴェイグたちの動きに気づいた王の盾・四星が全員揃って入り口をふさいでいた。 アガーテが女王として道を明けるよう命令するのだが、四星は実権を握っているジルバの命令が最重要だと宣言。 アガーテを無視して襲い掛かってくる。なんとか倒すヴェイグたち。 ワルトゥに向かって、なぜジルバの肩を持つのか問うユージーン。 ワルトゥは、バース殺害の汚名を晴らさずに、簡単に王の盾を抜けたユージーンが許せなかったのだと言う。 ユージーン「俺は世界を正しい方向に持っていくために動いていた。今からでもいい。俺に協力してくれ。ワルトゥ」 ワルトゥ「…わかった。協力しよう」 ミリッツァ「裏切り者!」 力を振り絞ってワルトゥにつかみかかったミリッツァを、ヒルダが体を張って止めた。 「ハーフだからといって全てをあきらめなくても居場所は見つかる、王の盾に縛られる必要はないの! 私は自分の居場所を見つけた、ミリッツァにも必ず見つかるはずよ!」と必死に説得する。 「ミリッツァという言葉は古代カレギア語で、愛、という意味よ。あなたが生まれてきた意味はここにもあるわ」 ヒルダの言葉を聞いてミリッツァは膝を突く。そしてワルトゥに連れられ、立ち去った。 115 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2421 59 18 ID OUMy/JHA 意識を取り戻したサレが、ヒトの心の強さを説いたヴェイグとアガーテの言葉に反論する。 「ヒトの心が強いだなんて俺は信じない!そんなものがなんだって言うんだ!」 ヴェイグたちはサレを無視して聖所に入っていった。 「俺にとどめを刺していけ!!俺を殺せー!!!!」 叫ぶサレの体を剣が貫いた。トーマが背後に立っていた。 「悪いな。ジルバ様から、ヒューマのお前を殺すように命令されてたんだ」 「…そんなの前から気づいてたよ。でも、そう物事はうまく進まないよ」 サレはいつの間にか手にした剣で、トーマの腹を貫いた。 トーマが絶命したのを見届けてから、サレも崩れ落ち、死んだ。 聖所を進んでいく一行の前に、ミルハウストがクレアを連れて現れる。 一対一のガチンコ対決をして見事打ち勝つヴェイグ。 ミルハウストは迷いを捨てたヴェイグの成長ぶりに驚き、賞賛する。 ヴェイグはクレアに謝る。クレアも勝手に出て行ったことを謝る。 アガーテとクレアはミルハウストに預け、ゲオルギアスのいる間に突入していくヴェイグたち。 そこに、アガーテ一番の家臣ジルバが登場。 ジルバの能力はアガーテと同じ月のフォルス。その能力でバースの体を乗っ取り、 ラドラス国王に毒を盛った。しかしユージーンが気づいたため、ナイフで殺そうとしたが失敗。 ジルバはバース殺害の濡れ衣を着せ、ユージーンを追放。 そして跡を継いだアガーテ女王に、ヒューマになるにはゲオルギアスを復活させることと吹き込み、 儀式をおこなわせた。アガーテ行方不明後は、カレギア国の実権を握り、各地でガジュマ兵を使ってヒューマを制圧。 ガジュマ帝国建設に向けての計画を着々と進行させていた。 「あとはお前たちを倒し、ゲオルギアスの力を手に入れ、ヒューマを殲滅するだけだ!」ジルバは宣言した。 おまけに、ヒューマやユージーン、ひいてはバースのことまで汚い言葉で罵倒しまくり、 サレなんか足元に及ばないほどの極悪非道っぷりを見せ付ける。 怒りに燃えるヴェイグたちは戦いを挑み、ジルバを倒す。 116 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 00 20 ID OUMy/JHA ヴェイグたちはゲオルギアスを復活させる。 ヴェイグたちの言葉に耳を傾けるゲオルギアスだったが、世界を救うにはもう遅いと言い出す。 ゲオルギアスのものだと思っていた思念は、あれは『ユリス』という憎しみから生まれる怪物のもの。 ゲオルギアスはユリスを抑える役割をしていたのだが、ユリスの思念がアガーテの儀式でもれて世界に広がった。 そして負の感情を食らいつくしたユリスは、ゲオルギアスも適わないほど強大な力を持ってしまった。 こんなことになるなら、大昔の大戦の時にヒューマを滅ぼしておくべきだった… 絶望的な現実をヴェイグたちに突きつけるゲオルギアス。 と、その時、獣王山を黒い闇が包む。ゲオルギアスの言う『ユリス』が領域を持ってしまったのだ。 ゲオルギアスは、実体を持ったユリスに襲い掛かった。 しかし、ユリスはその強大な力で、ゲオルギアスを簡単に叩き落としてしまう。 ゲオルギアスは言う。 「見ただろう。私でもユリスに勝つのは無理なのだ。世界は滅ぶ。あきらめろ」 ヴェイグ「ゲオルギアス!それでも俺たちはユリスを倒す!」 ティトレイ「やってみきゃわかんないだろ?」 アニー「ヒトの心は強いんです!ヒトは諦めないんです!」 ヴェイグたちは外へ飛び出していった。 ユージーンは、アガーテの父、故ラドラス王のことを思い出す。 なぜラドラス王は、月のフォルスを開放して死んだのか?ずっと謎だった。 ラドラスの落日の前は、フォルスはガジュマとハーフ、しかもその中の極少数だけが持つ能力だった。 それを自分の命を投げ出してまで、民にフォルス能力を開花させたのは何故だ? 制御できず暴走する人や、被害が出る事もわかっていたはずなのに… ラドラス王はジルバの陰謀に気づき、自分の死期が近い事を察したのではないか。 そしてジルバと王の盾を打ち砕くヒトたちの出現を願い、戦うための力を民に与えたのではないか。 ヒューマとガジュマが共存する未来を願って…。 今となっては真実を確かめる術はないが、それ以外の答えは出ないだろうとユージーンは思った。 117 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 01 27 ID OUMy/JHA ヴェイグたちはユリスの領域に突入した。 その中は負の感情が満ち、ヴェイグたちは進むだけで、力を使い果たし苦しむ事となる。 一同は決して今まで言わなかった弱音を口にするまで衰弱。 しかしそれでも力を振り絞り、進んでいった。 ユリスの出現により、世界は混乱に陥っていた。魔物が街中にあふれ、逃げ惑う人々。 「ガジュマを魔物に差し出しておとりに使え!」「ヒューマよりも先にガジュマを助けるべきだ!」 人々は、この期に及んでも、自分たちの種族だけ助かればいいという種族争いを繰り広げていた。 そんな中、ヴェイグたちやアガーテに助けられた沢山のヒトたちが立ち上がった。 「いい加減にしろ!魔物はヒューマやガジュマを区別しない!協力して一緒に立ち向かうんだ!」 ミリッツァは雑踏から押し出され泣き叫ぶ子どもを助けた。そして、母親に預けると、 人々を助けるため、街になだれ込んできた魔物に向かって走っていった。 女医キュリアのもとには、改心した人々が集まってきた。「俺たちにも何かできることはないか?」 とある村では、ドジッ子3人組「漆黒の翼」がへタレながらも精一杯魔物に立ち向かい、 それを見ていた人々が加勢に加わった。「一緒に魔物を村から追い出すぞ!」 あちこちの街や村で、ヒューマとガジュマは手を取り合い、魔物に立ち向かっていった。 118 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 02 17 ID OUMy/JHA 人の心の力が光となり、ヴェイグたちに降り注いだ。 ヴェイグ「力がみなぎる…?」 ユージーン「ユリスの力が弱まった!今なら倒せるぞ!」 ミルハウストも、クレアとアガーテを連れて乗り込んできた。 クレア&アガーテ「私たちも力になりたいの!」 ユリスに挑み、突入していくヴェイグたち。最終決戦が始まった。 そして死闘の末ユリスを撃破! しかし、ユリスは実体を失っただけでまだ本体が残っている… 月のフォルスでならユリスを消滅させられるのだが、アガーテはフォルスを失っている。 クレア「信じて!フォルスは心の力よ!きっと使えるわ」 そこにアガーテの父ラドラスの幻が現れ、アガーテとクレアの体を元に戻す。 体が戻ったアガーテは、前に進み出ると、月のフォルスを最大限に発揮。 聖獣たちも自分の力を分け与え、協力する。 光が、負の感情を消し去り、ユリスが消滅した。 ヴェイグ「…終わったのか?」 聖獣たちが集まってきた。 ヴェイグは「人は過ちを繰り返す。それでも人は自分たちの力で歩んでいくべきだ」と聖獣王に言う。 聖獣たちは満足げに、世界をヒトに任せ、自分たちは地上を去ると告げた。 ゲオルギアス「ヒトよ。汝らの希望の光が世界を照らす事を願う」 119 テイルズ・オブ・リバース ◆l1l6Ur354A sage 04/12/2422 04 50 ID OUMy/JHA 聖獣王たちに別れを告げたヴェイグたちは地上に戻ってきた。 そのとたん、力を使い果たしたアガーテが倒れる。 抱きかかえるミルハウスト。 「…ヒューマの体になれば、愛してもらえると思ったけれど、それは間違いでした」 アガーテは、自分のワガママで世界を混乱に陥れたことを謝り、世界を正しく導いてほしいと頼む。 そして最後に「ずっと、あなたことが好きでした」とミルハウストに告白して死んでしまう。 涙を流してアガーテの名を呼び続けるミルハウスト。そして動かなくなったアガーテにくちずけをする。 エピローグ 負の感情は消え、ユリスはいなくなったが、まだ種族争いは続いていた。 アガーテの墓の前に集まったミルハウストとヴェイグたちは誓いを立てる。 ミルハウスト「アガーテの遺志をついで私はこの国を立て直すつもりだ」 ユージーン「大丈夫だ。ヒトは愚かなだけじゃない、きっとわかりあえる」 アニー「そうですよ。私たちのように、ね」 マオ「それぞれが、道を示していけばいいんだよ」 ヴェイグ「そうだ。きっと変えていくとことができる、俺たちで」 クレア「これから世界は生まれ変わるんです。聖獣もそう言ってたじゃないですか」 ティトレイ「しっかし、生まれ変わった世界ってどんなんだろうな?」 ヒルダ「こんなことが必要じゃない世界であるといいわね」 ヒルダはターバンを取った。折れた角があらわになった。 ターバンは風に乗り、海へ消えていった。 EDテーマが流れる。 クレアとヴェイグは村に戻った。 マオとユージーンは、世界を見る旅に出た。 ティトレイは、荒れはてた森でクワを持ち、汗を流していた。 アニーは小さな村で医者になった。 ヒルダは、学校(孤児院かも)で子どもたちに囲まれて笑っている。 ミルハウストはワルトゥと共に、壊れた街の再建にとりかかっていた。 ミリッツァはどこかの村で幸せそうに暮らしている。 カレギア城の玉座には、ミルハウストの兜と、アガーテの額の冠が一緒に置かれていた。 完
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登録日:2010/07/01(木) 15 04 33 更新日:2024/06/26 Wed 13 40 42NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 1995年 GBA PS PSP SFC TOP この世に悪があるとすれば、それは人の心だ オビヤカ・サントス ゲーム ゲームボーイアドバンス シリアス多し スーパーファミコン テイルズ テイルズ オブ ファンタジア テイルズオブシリーズ テイルズオブファンタジア ナムコ バンダイナムコ ファンタジア ランドアーチン>>>>>ダオス 伝説のRPG 伝説の始まり 修羅の連続 傑作 全ての始まり 勧善懲悪→非勧善懲悪 名作 いにしえの昔、魔王有りき。 無双の力を持ちて、あまたの国を脅かさんとす。 人々、恐るること甚だし。 ここに4人あり。 及ばずといえども、その力、尋常ならず。 合い携えて、魔王を倒さんとす。 すなわち、魔の力を用いて葬れり。 かの魔王、光とともに消えにけり。 しかれども、滅せず。 後の世の憂い、なお、測りがたし……。 ナムコが1995年12月15日に発売したSFC用RPG。 後に『テイルズオブシリーズ』と称されるようになった、バンダイナムコエンターテイメントの主力RPGタイトルの第一作である。 略称は『ファンタジア』『TOP』、または単に『P』とも呼ばれる。 後にPSに移植。 ノベライズやドラマCD化なども盛んに行なわれ、その後GBA、PSPにも移植、2004年にはOVA化もされた。 発売から25年経った今でも多くのファンに愛されており、第一作でありながらシリーズの代表作といえる。 当時の制作チームの一部は後に「トライエース」として独立したことはよく知られている。 初代「スターオーシャン」の雰囲気や仕様が本作と似ているのはそれが理由。 CM ※推奨BGM:夢は終わらない 48メガの大容量が可能にした数々の新システムを搭載! Flexible Voice Drivervoice samplingフレキシブルボイスドライバー (中略) ついに、その全貌を現す。 Linear Mmotion Battleリニアモーションバトル 今、ナムコが贈る本格RPG。 スーパーファミコン namcot TALES OF PHANTASIA テイルズ オブ ファンタジア 【特徴】 ■システム 戦闘 とかく作業になりがちなRPGの戦闘を一新する「リニアモーションバトルシステム」を搭載。後のシリーズにも継承されるこのシステムにより、格闘アクションのような爽快な戦闘を実現した。 通常攻撃、ダッシュ攻撃、ダッシュジャンプ攻撃、特技、奥義などシンプルな操作でも出来ることが多く退屈しない。 SFC版ではS・Lレンジという距離の概念があったが、PS版から撤廃された。 GBA版ではこのシステムで遊ぶこともできる。 フードサック 食糧入れ。 本作では「グミ」などの一般的な回復アイテムの他に食べ物アイテムも手に入るが、これを使用するとフードサックに入れた扱いとなり、残量がある限り歩く度にHPが回復していく。 PS版では後のシリーズとほぼ同じ「料理」システムになっている。後発シリーズのようなキャラ(料理担当)毎の個性はないが、とある会話にて…… ■主題歌、ボイス なんとSFC時代から主題歌やキャラのボイスを採用している。 SFC、GBA OP 夢は終わらない〜こぼれ落ちる時の雫〜/吉田由香里 PS、PSP OP 夢は終わらない〜こぼれ落ちる時の雫〜/よーみ ED 星を空に…/吉田由香里 このため、SFC版のROM容量は『48メガ』となった。3DSで例えてもわずか48ブロック相当だが、これでも当時としては異例の大容量だった。 ■勧善懲悪? 「シナリオが良い」と言われることの多いPだが、その所以は『単なる勧善懲悪ではない』ことによるところが大きいだろう。 世界を守るという主人公側の正義に終始せず、ただの欲望による野心ではない敵側の正義がある。 一方が正義を貫けば、他方で苦しむ者が生まれる。 「何が善で何が悪か」という問いかけを残すシナリオが、この作品を名作たらしめていると言えよう。 なお序盤から重い展開が連続して待ち受けるのも本作の特徴であり、後のシリーズにも大体は引き継がれている。 【主な登場人物】 ■クレス・アルベイン 主人公。 マッハせいねんでおうぎでんしょうのベルセルクなじくうけんしだが、パーティキャラで唯一ずっと項目未作成だった不遇の人。 公式でも結構扱いがひどい。「まるでピエロじゃないかッ!」 オリジナル、リメイク共に名前を変更できるが、それもあってリメイク版のシナリオ中には名前を呼んでもらえない……というか(特にPS版では)ちょっと不自然な会話になることがしばしば。 ■ミント・アドネード 白衣にブロンド髪が美しいきよきおとめでありピアノのせんせいも出来るうたひめボインちゃんな法術士。 人気はアーチェに劣るという説も。 本作における唯一のヒーラーなので最初から最後まで活躍する。 ■チェスター・バークライト クレスの幼なじみ。 唯一の肉親である妹アミィを可愛がるやさしいあにきでどりょくかのたくましいやつなのに、スケベだいまおうなげきマッハやろう。 とある理由でメインメンバーとのLv差が非常に大きくなってしまい、特技もないのでベンチ入りしがち。 リメイク版では特技追加、レベル上げイベントの追加などでカバーできるようになった。 ■クラース・F・レスター 過去に住む召喚士。 偏屈だがしりにしかれマンなえんれんのひと。 おいお前、マッハちゅうねんとか言うな。 ■アーチェ・クライン 過去に住むハーフエルフの魔術士。 GROOVYな××りょうりにんでぺったんこなうわばみうっふんむすめ。 本作のマスコット兼チェスターの嫁。 戦闘では箒で常に浮いているので一部の攻撃は喰らわない。ただし本人曰く空高くは飛べない(後にとある精霊の力で高く飛べるようになる)。 ■藤林すず 未来に住むひじょうな忍者。 ビリビリちゃん可愛いマジあまとう。 SFC版では苗字やキャラデザが異なっており、サブキャラクター的なポジション。 ■モリスンさん 各時代でクレスたちを導く偉大なる一族。 未来では"モリスンさん"の血筋は途絶える。 途絶えるんだ…ッ! ■ダオス 100年前のヴァルハラ戦役において魔物を操り猛威を振るった"魔王"。 クレスたちの時代に復活し、再び世界を脅かそうとする。 【ストーリー】 現代・過去・未来と、三つの時代にまたがりダオスを打ち倒す旅を描く。 トーティス村に住むクレスは、チェスターと共に出かけた狩りの最中、朽ち果てた大樹の前で不思議な女性 (後に判明するが、正体は世界樹の精霊『マーテル』だった) の声を聞く。 「樹を…汚さないで……」 村の警鐘を聞き二人が戻ると、村は無残にも破壊されており クレスは両親を、チェスターは唯一の肉親である妹・アミィを失ってしまう。 敵の狙いが自らの持つペンダントにあると知り、クレスは弔いをするというチェスターを置いて伯父オルソンの住むユークリッドに向かうが、黒鎧の一団に捕らえられ、ペンダントを奪われてしまう。 クレスはそこで同じく捕らえられていたミントと出会い、共に脱出する。 その後モリスンに助けられ、クレスは既に匿われていたチェスターと再会する。 モリスンはペンダントが奪われたことを知ると、 黒鎧のリーダーであるマルスの狙いは『ダオスの復活』であることを察知し、単独、地下墓地へと向かう。 クレスたちはそれを追って地下墓地最奥にたどり着くが、一瞬の隙を突かれ、ダオスは復活を果たす。 命令を聞け、とダオスに語るマルス。 しかし、実はマルス自身、ダオスに操られていただけだった。 そしてダオスの放った閃光により、マルスとその部下は一瞬にして消し去られてしまう。 現段階ではダオスに敵わない、と判断したモリスンは「ダオスを倒す術を学べ」と言い、クレスたちに転移の術をかける。 ダオスが再び攻撃を仕掛けようとした時、チェスターは捨て身の体当たりで時間稼ぎをする。 そして、クレスとミントだけが過去へと飛ばされるのだった。 過去で出会う新たな仲間たち。 ダオスを倒す術とは? そして、クレスたちは『世界を救う』ことができるのだろうか? ――この世に悪があるとすれば、それは人の心だ―― 【移植・関連作品など】 ■ゲーム PS版 1998年12月23日発売。 主題歌と一部の声優、術などが変更されたほか、 OPはアニメーションムービーに、マップは3Dになり、その他様々な要素を追加して発売。 なお、かの悪名高きランドアーチンは登場しない。 リメイクの最高作と未だに言われることがあるぐらいお手本として優れている。 クレスの技「冥空斬翔剣」はこの作品が初出であり、また後のテイルズの基準となる料理・スキットのシステムなどリメイクでありながらシリーズの基礎を固めた作品でもある。 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 2000年11月10日発売のGBC用ソフト。 TOP本編・現代から約100年後の世界を舞台に、なりきり士のディオとメルの冒険を描く。 公式で続編扱いとなっており、シリーズのクロスオーバー作品となったその後のなりダンシリーズとはやや異なった位置づけである。 2010年8月5日にはPSP向けのリメイク版『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』が発売されたが、 評判はすこぶる悪い。内容は推して知るべし。 少なくとも、「ファンタジア」や「なりダン」に思い入れのある人は、プレイするならガチで注意。胸糞悪くなったら出来の悪い二次創作と割り切ってクールダウンしよう。 テイルズ オブ ザ ワールド〜サモナーズ リネージ〜 2003年3月7日発売のGBA用ソフト。 なりきりダンジョンから更に未来を舞台に、クラースの子孫フレイン・K・レスターの活躍が描かれる。 シリーズ初のSRPG。 GBA版 2003年8月1日発売。 セリフなどはSFC版が基盤。 グラフィック等をPS版準拠に、新要素も盛りこんでのリメイク。 だがその代償として戦闘中は常にモッサモサの処理落ち状態&バランスブレイカーな改変など、重大な粗もついて回る事に…。 とはいえ後のリメイクがいずれもPS版基準なのに対し本作は唯一のSFC版基準であり、かつこの作品でしか楽しめない要素が存在するのでもっさりに耐えられるなら意外と変わった感覚で遊べる作品。 ランドアーチンが出る。ちなみに本作のみモーリア坑道下層に更なる追加ダンジョンが存在する。 設定で戦闘時の距離概念をSFC準拠にしたり、装備品でミントのCVをSFC版仕様に変更したりできる。 フルボイスエディション 2006年9月7日発売のPSP移植版。 とうとうメインシナリオの全てのセリフがボイス入りになった。 パーティメンバーと一部の敵の頭身が上がったりGRADEシステムが追加されたりもしているが、PS版からあまり弄くる余裕が無かったためかボイス共々どれも実装や調整が中途半端なのが傷。 加えて発売前に言われていたGBA版の独自要素も全て取り込んで…というのはある悪名高いサブイベント以外取り入れられなかった詐欺仕様。 だがそれにさえ目を瞑れば『本編フルボイス化 簡単にGRADE全項目を引き継げるPS版』感覚で2周目以降も楽しめるので、後のクロスエディションが更なる劣化移植だったせいでこちらの価値が上がるという珍事が発生したとかなんとか。 現在ファンタジアをプレイするならこちらかPS版がお勧めされる。 クロスエディション なりダンX同時収録版。 戦闘システムが最新のものに作り直され、遊びやすさアップ・・・だった「はず」のもの。 実はこの作品、基本的にフルボイスエディションの戦闘をそのまま「止まらなくしただけ」(*1)(*2)の手抜き調整であるため 一部の技の使用価値がなくなったうえ、術とダメージの同期が取れておらず、エフェクトが無くなった後にダメージが発生するという驚愕仕様である。 その他細かな仕様が面倒臭くなったり(*3)した点も多く、ストーリーでもなりダンXからの出張キャラが無理やり本編に絡んでくるようになり、戦闘メンバーとしては頼れるが明らかに蛇足な展開が増えてるなど、フルボイスエディションの劣化移植版とする意見が根強い。 ただ一部のゲーマーにとっては、戦闘テンポの高速化と難易度が上昇してやり応えのある本作の方が圧倒的に面白いとする評価もある(*4)。 フルボイスエディションにも言えることだが、既存システムにテコ入れさせる以上納期は相応の期間を設けましょう。 ■ノベライズ 本編およびパーティキャラのサイドストーリーは矢島さらが執筆し、ファミ通文庫より出版されている。 過去編『テイルズ オブ ファンタジア 語られざる歴史』は祭紀りゅーじによって電撃文庫から、 すずを主人公とした外伝『テイルズ オブ ファンタジア 魔剣忍法帖』は金月龍之介によりムービックから出版。 どちらも名作。 ■OVA 2004年から全4巻が発売された。 キャラの設定やイベント等は原作とだいぶ異なる。 ダオス役は故・塩沢兼人に代わり森川智之が担当。 OP,ED担当は鈴木真仁。 ■ドラマCD メインシナリオを描き、ボーナストラックにすずの忍者日記が収録された本編全3巻、 サブイベントなどを描き、アーチェスターの夫婦漫才や打ち上げ風景が収録されたアンソロジー全2巻が発売されている。 忍者日記あってのファンタジア。 メインシナリオ全3巻って短くね?って思うかもしれないが、以降のシリーズのドラマCDと違っていきなりミッドガルズ攻防戦からはじまり、冒頭シーンなどは回想ダイジェスト的に語られる程度の構成となっている為である。 オレ、オモウ、オマエ、バカ アタシ、オモウ、アンタ、モット、バカ シャドウの真似をして追記・修正するのはやめないか! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 全てはここから始まった -- 名無しさん (2013-08-25 14 21 18) OPが注目されがちだけど、EDも良いと思うんだ。つーかEDはシリーズ最高だと思う。 -- 名無しさん (2013-08-25 17 36 14) 正統派故に派生で弄られるってのはなんかなあ… -- 名無しさん (2013-10-10 00 29 42) PS版ファンタジアが一番好き。下手なリメイクされるより、アーカイブス配信してくれた方がずっと良かった…。 -- 名無しさん (2013-12-03 22 24 04) 伝説の始まり。ただしSFC版の徳間書店の攻略本がデータ不足でひどかった(モンスターのデータが全く無い)。 -- 名無しさん (2013-12-16 13 46 32) GB版なりダンは当時小学生の自分には難しく、悲しいエピソードが多かった。 -- 名無しさん (2014-01-07 21 23 28) SFC版が最高に面白かったと思うの -- 名無しさん (2014-04-21 21 47 15) OVAは重要な設定だけを映像化したからな。尺の都合上ゲームから凝縮させ過ぎたのは残念だがアニメの出来自体は決して悪くないと思うべ。 -- 名無しさん (2014-05-03 01 13 57) シンフォニア→ファンタジア→エクシリア(or2)といった感じか・・・ -- 名無しさん (2014-06-24 22 16 36) S・Pは公式で繋がってるけど、Xとは何の繋がりもないぞ -- 名無しさん (2014-06-25 00 02 09) ↑なりダンXでのマクスウェルの発言を受けてじゃない まああれパラレルの示唆で繋がりと言えないと思うが -- 名無しさん (2014-06-28 06 57 39) 子供のころサンタが別のソフトと間違えて持ってきた。なんだこりゃ?って思ってたけど結果的にものすごくはまった。サンタさんありがとう。 -- 名無しさん (2014-09-10 08 12 07) このゲーム前衛少なすぎだろ。SFC版はクレスだけかよ -- 名無しさん (2015-02-09 19 25 03) ダオスの星は救われたのかな? -- 名無しさん (2015-02-18 15 21 48) シリーズ全体を通してみれば異色作。世界設定の基礎が王道でしっかりしているという意味で。だからなのかどうなのか、製作陣の原点回帰≠TOPとはならない事が多い。多分製作陣にとっての原点はTOA辺り……あの前後でお祭り作品でのキャラの扱いが変わる気がする。 -- 名無しさん (2015-11-13 23 34 49) エルフハーフエルフ問題にしてもダオスの是非にしてもとにかく”押し付けがましくない”のが良かった。これで変に差別ガーダオスには事情ガーってなってたら今の無駄にメッセージ性重視してるテイルズと大して変わらなくなってた -- 名無しさん (2016-01-12 15 07 32) 露骨な押し付けはなかったけど、あの終わり方は主人公の行いを否定している感じにも見える…。故郷を救う為とはいえ、他者を操って村を滅ぼしたり大切な人を殺したりするのは結局、憎んでいる人間と同じことをしているんじゃないか。故郷が滅亡した時から何一つ学んでいない…オリジンの台詞といい、ラスボスに都合の良い流れは少なからずこの頃からある。 -- 名無しさん (2016-03-30 00 05 10) ↑否定?してないよ?クラースさんも言ってるじゃん。そもそもダオスは人間憎んでなんかないんですが。 -- 名無しさん (2016-03-30 00 11 30) 改め思うと、ファンタジアもそうだけど、エターニアのシナリオと世界観って、結構デリケートだよね。流石、初代スターオーシャンを作った旧スタッフだけであって、深く旨みが出ている。 -- 名無しさん (2016-09-04 08 55 59) 主人公達視点でのストーリーはまさに王道。しかしダオスやそれ等を取り巻く実際の環境を知り、顧みない復讐心等を見ると色々と異質でもあるよね。だからこそ面白い。 -- 名無しさん (2016-09-04 12 21 04) 復讐目的で旅を始める処から始める新シリーズ第1作RPG。こう考えるとなかなか斬新?シリーズ化を考えていたかは知らんけど。そして21年後の最新作でも復讐を生きる糧とする主人公と。 -- 名無しさん (2016-09-04 13 05 38) 名工ギースって、アスペルガー症候群なんじゃないだろうか?極度の人嫌いからその姿を見た者はいない、って攻略本に書いてあったけど、正確には人嫌いなんじゃなくて、他人に興味自体湧かないのではないか?そしてアスペルガー故にコミュニケーションもダメなので、基本人前には出たがらない、みたいな。 -- 名無しさん (2018-05-30 07 05 26) スターオーシャン1とソシャゲでまさかのコラボ。シナリオ自体は無難だが丁寧だったと思う。クレスとラティって正統派同士だから仲良くさせやすいし。 -- 名無しさん (2020-01-23 16 16 10) ↑×6 憎んでは無いが下等な生命体と見下しているのは間違いない(本人の台詞参照)のでそこが混同しやすいのだろうな。シリーズに受け継がれる要素の基盤はオリジナルスタッフが離脱した為TOD辺りのが多いと思われる(天才キャラや年上キャラはTOPが始まりだが裏切りキャラはTOD等等クラースはあくまで努力の人で秀才だしキールも実は才能があった本編の当初では精神的な意味が強いが未熟な努力家だが) -- 名無しさん (2020-11-19 19 38 20) ↑2 その二つ、元々開発スタッフ一緒だしね -- 名無しさん (2021-09-16 09 54 49) 案外構造的にはD2ってDよりPに近いんだよな。人類全体の具体性のない幸福を望む心から生まれたフォルトゥナやエルレインの人類全体の救済(巨大な善)を否定した結果、カイルはリアラを手にかけるしフォルトゥナに救済されるはずだった何人もの人間の明るかったろう未来を奪った。って、主人公側の自発的な行動による罪が明確に描かれた点で -- 名無しさん (2021-09-16 22 37 02) 現代に戻る時に日付と地下墓地しか言ってなくて時間とか状況とか詳しく言ってないのにダオスがモリスンを殺害する直前の状況に都合良く戻れるんかな -- 名無しさん (2022-02-04 20 52 16) シンフォニアの未来の話なの知って結構驚いた記憶あるわ -- 名無しさん (2022-04-20 14 46 58) 名前 コメント
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テイルズ オブ イノセンス 要約版:part35-252,259,261 詳細版:part43-66~74 252 :ゲーム好き名無しさん:2008/01/07(月) 01 21 30 ID +s63aaMD0 248 長文は面倒くさいので要約すると かつて天界で内輪もめがあって、それを魔王が創世力という力で滅亡させた。 その後、天界にいた者達は転生してその一部の転生者が集い、創世力を使い悪巧みをしようとしている奴らを止める話。 少し内容を語ると 天界戦争時の英雄は信頼していた恋人や愛刀に裏切られ、それが切欠で魔王となった。 主人公はその英雄の転生者で、ラスボスはその魔王の転生者。 つまり一応元は同じ存在。 ラスボスは普段仮面を被っているが、その素顔は恋人の顔。 消して忘れないように刻まれたものらしい。 後は誰かが詳しく書くのを待ってくれ。 259 :ゲーム好き名無しさん:2008/01/08(火) 04 51 52 ID 0HDlY+kn0 252 ゼノギアスとライブアライブを混ぜたみたいにしか見えんな。 261 :◆l1l6Ur354A:2008/01/08(火) 09 16 26 ID K7mfwBY10 裏切られたから魔王になったわけではない。元から魔王。 創生力を使うには愛する人の魂を使うか2り一緒に同じ願いをするかしかないが 天と地上の合一をしようとした瞬間に恋人が魔王に聖剣を突きたて、魔王は腹を貫く剣をへし折って恋人殺害 魔王は天地合一を望み、恋人は天地分離を願った為、世界のバランスがおかしくなっていた。 パーティーには恋人と聖剣の転生もいるが彼らは過去を否定し、今の自分を確立している。 主人公だけが過去に囚われ、現在の世界は自分のせいで大変なことになっているとへこむ。 でも仲間との絆と言う魔王に欠けていた要素を主人公は持っていたので復帰。 自分を慕っていた副官の転生に自分を殺させて世界崩壊をさせようとするラスボスを止める。 (「世界から争いを失くす」が「誰も居なければ争いは起らない」と変節している) 天地合一を願い前世の力は消え、それぞれの人生を歩む。 プレイすればわかるが前世と裏切りというキーワードだけで 259の作品を期待すると全然違う 66 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 37 12 ID kExDgbBW0 【オープニング】 センサスの将軍、アスラ。 その本陣に、ラティオの死神ヒュプノス率いる部隊が強襲する。 ヒュプノスは単身アスラのもとに乗り込むが、 アスラは聖剣デュランダルを手に、これを軽く一蹴。 死神は地上の魂を刈り天上を支える神、 それが失われた世界の行く末を案ずるヒュプノスに、 天地融合を果たせば良いと言うアスラ。 ヒュプノスは転生の後その成果を見せてもらうと言い残し、死亡。 アスラは言う。 間もなく叶う、始祖の巨人の悲願、そして我らの理想が。 これさえあれば。 そう、これさえあれば… 67 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 42 22 ID kExDgbBW0 物語は主人公ルカの家から始まる。 いつもの夢、いつもの朝。母さんのチーズスープの匂いがする。 名の知れた商家である彼の家は裕福で、何一つ不自由なく暮らしていた。 友達と遊びに行くルカ。そこでまた夢の続きを見る。 センサスを率いる武将、天下無双のアスラ…。 あんな風になれたら、どんなに良いだろうか? 立ったまま寝ていた罰でパシリに行かされるルカ。 雑貨屋の前でイリアとコーダに出会う。 一人と一匹は何者かに追われているらしい。 王都レグヌムではつい最近「異能者捕縛適応法」が可決され、 異質な力、天術を持つ人間「転生者」は連行されることになっていた。 貴族の子が捕まるのを見るルカとイリア。 そこへアルカ教団の教祖マティウスが現れる。 さらわれそうになるイリアに、ルカが転生者としての力に覚醒。 アスラの力をもって敵を一掃する。 イリアがアスラの恋人、豊穣の女神イナンナの転生者と判明。 二人は転生者らしき聖女がいるというナーオスを目指すことにする。 ナーオスを目前に捕らわれる二人。 異能者捕縛適応法により、転生者研究所へと連行される。 貴族の不良スパーダと、異国の少女チトセに出会う。 チトセはアルカ教団に入信するつもりだと言う。 アルカに入らないものは戦場送りとなり、能力テストをされるルカ、イリア、スパーダ。 その途中でスパーダが聖剣デュランダルとしての記憶を思い出す。 一行は転生者部隊として、 レグヌムと西の国ガラムが衝突している戦場に送られる。 西の戦場でチトセに出会う。 彼女はアルカに来ないかとルカを誘うが、雰囲気的にうんと言えないルカ。 チトセの前世がアスラの部下サクヤであることが判明する。 戦場を進んでガラムの兵を倒し、野営地に戻ると、 ガラム傭兵のヒットマンによって奇襲されている。 ルカはヒットマンが死神ヒュプノスの転生者と気づくが、 傭兵ハスタが乱入し、会話の機会のないまま一行は戦場から抜け出す。 68 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 48 43 ID kExDgbBW0 当初の予定であるナーオスに到着した三人。 聖女アンジュは、王都軍によってナーオス基地に連行されたという話を聞く。 ナーオス基地に潜入するルカ達。 そこで転生者がシリンダー詰めにされているのを見る。 レグヌムは、転生者の持つ天術の力を兵器の動力として開発していたのだ。 機械兵器ギガンテスに襲われるがこれを倒し、 動力源であるシリンダーからアンジュを救出する。 アンジュの前世がラティオの軍師オリフィエルであることが判明。 脱出する途中でヒットマンことリカルドが登場。 北の国テノスのアルベールの依頼でアンジュを連れて行くと言う。 アンジュは高価な装飾品を代償に、契約主を変えないかと提案。 リカルドはそれに乗り、一行にリカルドが加わる。 出口付近でレグヌム枢密院の刺客ガードルに襲われるが、退ける。 他の転生者を捜すために王都レグヌムに戻ることにする。 王都レグヌムで手分けして情報を集める五人。 マンホール下の下水道でエルマーナに出会う。 エルマーナはアスラの育て親ヴリトラの転生者。 彼女の仲間が情報収集をするのと引き換えに、鍾乳洞へキノコを探しに行く。 最深部で光の渦を発見する一行。 イリアが触れると、アスラが天上統一を果たし、快哉を叫ぶ場面が映し出される。 それは天上の記憶の場だった。 帰りにケルベロスの転生者シアンが襲撃。 アルカ信者の彼は、マティウスの命に従い、 エルマーナに世界を変える力「創世力」はどこにあるのかと問い詰める。 ヴリトラは天上崩壊後も唯一生き残っていたからだ。 しかしエルマーナは知らないと答える。 エルマーナはヴリトラの力に覚醒。 一行は彼女と共にナーオスへ向かう。 ナーオスの図書館で資料を調べる六人。 創世力をアルカ教団より先に手に入れるためには、前世の記憶を思い出さなければならない。 その手がかりとなる光の渦は、人間の信仰の深い場所にあると読んだのだ。 それらしい所は、アシハラ、ガラム、ガルポス、テノスにあるらしい。 ガラム、テノスはレグヌムと戦争中のため、とりあえずアシハラに向かう事にする。 天変地異によって海に沈み行くアシハラ。 何かを思い出せずイライラしているイリアに置いていかれたルカは、 故郷に帰ってきていたチトセと出会う。 チトセの前世サクヤはアスラに恋していたが、アスラはイナンナを選んだ。 サクヤはその思いを隠し、アスラを影から支える。 前世では積極的にはなれなかったが、今度こそ…。 再びアルカ教団に誘われるが、創世力を狙う教団は怪しいと断る。 チトセはイリアを信頼するなと忠告して去る。 69 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 50 40 ID kExDgbBW0 アシハラ王墓の奥で2枚の壁画を発見する。 1枚は世界を創世した巨人と前世の神々が描かれている。 もう1枚にはアスラとイナンナ、そしてセンサスの「魔王」が描かれていた。 ルカは前世の記憶を思い出し、 アルカ教団のマティウスが魔王の転生者であると確信する。 魔王が創世力を使った。つまり、天上は魔王によって滅んだのだ。 西の国ガラムを訪れる一行。 殺人鬼ハスタが聖地ケルム火山に入ったことで、街は大騒ぎしていた。 火山を進むにつれ、スパーダがハスタとの因縁を思い出す。 光の渦に映されたのは、魔槍ゲイボルグにトドメを刺すアスラとデュランダル。 ここでハスタがゲイボルグの転生者と分かる。 ゲイボルグはデュランダルと同じ火の神バルカンの作品。 しかしその魔性は使い手をも殺し、まさに殺人のための槍となってしまったのだ。 バルカンはこれを後悔し、戦争を終わらせる剣デュランダルを作り、 以降作品を作らなくなったという。 一行はハスタを退けるが、ルカが刺され重傷を負う。 ルカは夢を見ていた。 アスラが創世力の番人ケルベロスを訪ねる。 アスラはケルベロスから創世力を譲り受ける為に、天上統一という試練を課されていた。 統一を果たし、創世力を手にするアスラ。 しかし、ケルベロスは言う。創世力を使うには条件があるのだと。 「献身と信頼、その証を立てよ。さすれば我は振るわれん」 これで望んだ世界が作られると喜び勇むアスラ。 しかし、アスラの願いとは裏腹に、天上は滅んだ。 ルカの回復を待って、一行は南の国ガルポスへ向かう。 ジャングルの奥にあった光の渦に映し出されたのは、 創世力について語るアスラとオリフィエル。 センサスに下ったオリフィエルは、アスラの良き友人となった。 献身と信頼の解釈について悩むアスラ。 センサスでは「使用者の最も愛する者を犠牲にする」と言い伝えられていたからだ。 これではイナンナを犠牲にすることになってしまう。 オリフィエルはラティオの解釈を伝える。 「使用者の最も信頼する者と共に力を行使する」と。 アスラはこの解釈に喜んだ。 これで創世力が使える。イナンナと共に。 70 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 53 25 ID kExDgbBW0 一行はテノスへ向かうためにレグヌムに戻るが、 リカルドが裏切り、王都兵に取り囲まれてしまう。 突然の事に驚く一行。 リカルドはガードルが前世ヒュプノスの兄、タナトスだと明かす。 彼は兄を裏切れなかったのだ。 ルカ達は宗教裁判にかけられ、グリゴリの里に送られる。 神の血族、グリゴリ族の住む地。 絶海の孤島で、ルカ達は天術を封じられ幽閉される。 自身の将来について話し合う五人、それを聞いているリカルド。 しかし食事に薬が仕込んであり、五人は眠ってしまう。 ルカが目覚めるとそこは船の上だった。他の仲間も無事だ。 五人を人体実験にかけ記憶を取り出すと言ったガードルに、 かつての優しかった兄タナトスとは変わってしまったと感じ、 リカルドはルカ達を助けることにしたという。 ガードルが空を飛んで追ってくる。 自分は転生者ではなく死神タナトス本人だと言うガードル。 かつて人間の娘に恋し、人間の魂を刈る職に反抗して地上に降りたタナトスは、 天上崩壊に巻き込まれることなく生き永らえたのだ。 ルカ達はガードルを倒し、地上を救う目的は同じなのだから協力できるはずと手を差し伸べる。 しかしガードルは、転生者は地上にとって悪だと言い張る。 そこに一機のギガンテスが現れた。 それはグリゴリの乗った枢密院の刺客であり、ガードルを用無しと言って殺害。 一行はギガンテスを倒し、北の国テノスを目指す。 国境の町マムートからレムレース湿原に入る一行。 そこには戦争で死んだラティオの民の魂が捕らわれていた。 ここが天上だと言う魂たち。アンジュは祈り、彼らを開放した。 ふとアンジュはヒンメルの事を思い出す。 ラティオの王となるはずだった者、天空神ヒンメル…。 北の戦場で、イリアはイナンナの記憶を回想する。 ラティオを裏切り、アスラのと共に生きる決意をしたイナンナ。 アスラの天上統一、そして創世力の行使は目前。 しかし、イナンナは悩んでいた。 彼女はかつて地上に堕とされた罪人の末裔が、天上に還るということに抵抗があったのだ。 母を殺した地上の人間。それを許して良いものだろうか。 一行は北の国テノスに到着する。 軍師アルベールが調査に出たと聞き、先行して神待ちの園へ向かう。 アンジュはヒンメルの事を思い出す。 彼はラティオの者でありながら、アスラの理想に同調し、協力を試みた。 しかし、ラティオの最高権威、元老院はこの思想を危険視。 幽閉されたヒンメルを救うため、オリフィエルはラティオを裏切る。 しかし、アスラは間に合わなかった。 ヒンメルは処刑されてしまったのだ。 71 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 54 07 ID kExDgbBW0 最奥の光の渦に映し出されたのは、魔王だった。 ラティオに勝利した後、センサスの頂点に立った魔王。 彼が臣民に演説を行い、そして創世力が使われようとしている場面。 しかし、創世力を行使するのは二人と決まっている。 魔王と、もう一人は誰なのか。 そこにアルベールの軍が到着する。 アンジュとの再会を喜ぶアルベール。 初対面でのその反応にアンジュは不思議がるが、アルベールがヒンメルの転生者と気づく。 アルベールは今生でこそ約束を果たしてくれと言い、アンジュは頷く。 アンジュが自ら連れ去られたことに驚く一行。 彼女を奪還するため、テノス兵器工場へ侵入する。 アルベールは前世の記憶を頼りに、天空城へと向かう飛行船を完成させていた。 乗り込もうとするアンジュ、しかしルカ達が止めに入る。 アンジュは言った。オリフィエルは前世でヒンメルを救えなかった。 ヒンメルは待っていたのに。だからこれは今生での罰だと。 アルカ教団の手先かと問うルカ達に、 あくまで単独で創世力を狙っていたと答えるアルベール。 戦争を続ける地上の人間に、彼は絶望した。 だからアンジュを犠牲にして創世力を行使し、世界を変える。 アンジュはアルベールに言う。 ヒンメルより自由な貴方ならば、創世力に頼らずとも自分の力で変えられる、と。 アルベールはあっさり説得され、飛行船を貸してくれる。 しかし、マティウスに先行されてしまう。 天空城へ乗り込んだ一行。 その奥で、アスラとイナンナの像を発見する。 二人は刺し違えていた。 元々イナンナは、ラティオの枢密院により、 アスラ暗殺の命を受けていた。デュランダルと共に。 彼女は本気でアスラを愛したが、やはり地上の民を許せなかった。 創世力を行使する直前、彼女はデュランダルでアスラを刺した。 アスラは驚き、そして、恨んだ。 自らに刺さったデュランダルを折り、その刃でイナンナを刺した。 この時、「使用者の最も愛する者を犠牲にする」という 創世力発動の条件が両者にとって成立。 アスラの願い「天地の融合」と、 イナンナの願い「天地融合の阻止」が、同時に成立したことにより、 その歪みで天上は崩壊し、地上に天変地異が起こることとなった。 72 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 55 13 ID kExDgbBW0 真実を知り茫然自失となったルカは、 マティウスに誘われるままに創世力の元へ向かう。 天上統一を果たしたアスラは、 武力によって名を轟かせる「将軍アスラ」が 規律を重んじるラティオの支配者に相応しくないと考え、 魔王という別の人物像をラティオとセンサス両者の王に据えることにした。 魔王はアスラであり、彼が魔王として創世力を行使したのだ。 ルカとマティウスは両者ともアスラの転生者。 ケルベロスの転生者シアンは、同一人物の二人では創世力は行使できないと言う。 ルカがアスラの力を暴走させ、天空城は崩壊する。 シアンに助けられたルカは五人と合流し、 アルカ教団の本部、黎明の塔へ乗り込む。 途中ではハスタが待ち構えていた。一行は今度こそ彼を倒す。 ハスタは来世への恨みとしてスパーダの名を問うが、スパーダは名乗る義理はないと答えた。 上層へ進むと、枢密院のオズバルドがギガンテスオメガに乗って現れる。 動力は神だと言うオズバルド。そこにはガードルがシリンダーに収められていた。 リカルドは死者を愚弄するオズバルドを撃ち落とす。 そして、遂にルカ達は最上階へ辿り着いた。 最上階では、マティウスとチトセが創世力を前に言い争っていた。 マティウスは、自分を殺してチトセが行使せよと命令する。 しかし、アスラを愛するチトセにはできなかった。 マティウスの願いは、世界の破滅。 世界がなくなれば、悲しむ者はいなくなる。世界は救われる。 ルカ達は最後の戦いに挑む。 死闘の末、マティウスを打ち倒した。 残るは創世力。 ルカは、「自分の最も信頼する仲間」と共に創世力を行使する。 天地は真の融合を果たし、衰滅した世界が再生を始める。 73 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 56 35 ID kExDgbBW0 【エンディング】 ルカとイリアが最初に出会った街、レグヌムに集まる六人。 旅は終わり、別れの時がきた。 エルマーナは仲間の元に帰った。 リカルドはタナトスの子孫であるグリゴリを指導するという。 アンジュはアルベールと共にテノスへと旅立った。 スパーダは一旦、家に帰るらしい。 イリアもまた、サニア村へと帰っていった。 そしてルカは、自分の家の前に立つ。 母さんのチーズスープの匂いがする…。 74 :ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 18 10 57 ID kExDgbBW0 おしまい。 ルカ達の旅は短めで、二周目にスキットが追加されたりと周回前提の作り。 鬱ゲーではないが、前世の設定は色々と悲惨。
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テイルズ オブ バーサス ID+ゲーム名 ガルド キャラクター全員出現 全キャラGP99999 全キャラGP999999 ユーリ&ファラ最大TP TP回復MAX ID+ゲーム名 _S ULJS-00209 _G TALES_OF_VS ガルド _C0 GULD MAX _L 0x212492A8 0x3B9AC9FF キャラクター全員出現 _C0 CHARA ALL _L 0x2124972C 0xFFFFFFFF _L 0x21249730 0xFFFFFFFF 全キャラGP99999 _C0 ALL CHARA GP99999 _L 0x4124997C 0x0023014F _L 0x0001869F 0x00000000 全キャラGP999999 _C0 ALL CHARA GP999999 _L 0x4124997C 0x0023014F _L 0x000F423F 0x00000000 本来の限界値は99999 それ以上だと不具合の可能性あり ユーリ&ファラ最大TP TP回復MAX _C0 Farah TP MAX _L 0x111FB400 0x000003E7 _L 0x111FB402 0x000003E7 _C0 yuri TP MAX _L 0x111FB280 0x000003E7 _L 0x111FB282 0x000003E7
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登録日:2011/03/02 Wed 16 36 07 更新日:2024/06/06 Thu 00 47 02NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 01年冬アニメ 2000年 PS PSP TOE WOWOW おぅ、アレだ ←アレじゃわかんねえよ! エターニア ゲーム テイルズ テイルズオブシリーズ ナムコ バンダイナムコ ブルー・アース 名作 良作 豊富なファンサービス 豊富なミニゲーム 連続キャンプ 鬱展開 変われる強さ、変わらぬ想い。 大切な人々、大切な想い、大切な風景… 変わりゆくものすべてに贈る、永遠という名の物語。 永遠と絆のRPG Tales of Eternia 【概要】 2000年11月30日にナムコから発売されたPlayStation用RPG。 PSbest版もあり(当時はディスク三枚組)、後の2005年3月3日にPSPに移植された。 テイルズオブシリーズ5周年目作品である。 発展途上だった戦闘システムも大幅に進化し、2Dシステムの基幹は今作で完成されたと言っても過言ではない。 難易度については、現在のシリーズ全体から見てもやや高めな部類。 全体的に敵の攻撃力が高く、油断しているとあっという間に前衛がやられてしまう。 難易度を上げると序盤のボスでもグランドダッシャーやサイクロンなどの上級術も容赦なく使うようになるなど、高難度プレイの歯ごたえも後のタイトルに引けを取らない。 といっても理不尽に固い敵や露骨なバランスブレイカー要素も少ないため、高難度なりにバランスは良好な部類とも言える。 惜しむらくは資料集やスキットなどでしか語られないような裏設定がかなり多いことや、精霊集めがストーリーの多くを占めていて、物語が少々薄味(といっても見せ場やメンバーの心理描写など、押さえるところは押さえているが)なことだろうか。 【ストーリー】 インフェリアとセレスティアという名の世界がある。世界はオルバース界面を挟み、上下に向かい合うようにして存在していた。 この二つの世界はあわせてエターニアと呼ばれている。 インフェリアとセレスティアは向かい合ってこそいるものの、交流は長いこと断たれていた… インフェリアの片田舎、ラシュアンという村に住む、猟師リッドと幼なじみのファラ。 ある日2人が見晴らし台から空を眺めていると、まばゆい光が降ってきた。 2人が墜落現場に着くと、褐色の肌に見慣れぬ服を着た少女が倒れていた。 言葉の通じない少女はどうやら助けを求めているようだが… リッドとファラはラシュアンの村長に指示を仰ぐが、村長は少女を追い出せという。 困っている人を放っておけない性格のファラは少女を助けるため、共に旅立つことを決意する。 もちろん、乗り気ではない幼なじみのリッドも巻き込んで… 【パーティーメンバー】 リッド・ハーシェル 「……腹へったなぁ」 (CV.石田彰) 18歳。ラシュアン村で猟師をしている。本人曰わく「その日困らないだけの獲物があればいい」。 しかし口癖は「腹減ったなぁ…」。ただ飯にも弱い。 才能はあるものの、やる気のない無気力タイプ。度々唱えるリッド節はまさにリッドのマイペースさが表れている。 自発的に動くよりも、周りに巻き込まれていることが多いが、考えていないわけではない。 典型的前衛タイプで、主人公らしい技を覚える。音痴。 ファラ・エルステッド 「うん、イケる、イケる!」 (CV.皆口裕子) 17歳。ラシュアン村で農作業をしながら格闘技を学んでいる。 周りを引っ張る明るい子。下手したらリッドよりずっと主人公らしい。 正義感が強く、困っている人を放っておけない性格だが、自分のことをないがしろにしているところがある。 回復晶術を習得できるまでは唯一の回復役だが、格闘家なのでどちらかといえば前衛タイプ。 メルディ 「ワイール!」 (CV.南央美) 16歳。空から落ちてきて、リッドたちを冒険に巻き込んだ張本人。 晶霊が使う言語メルニクス語を喋る「褐色の不思議少女」。 ダンスや歌が大好き。 クィッキーというポットラビッチヌスを連れており、彼女の通常攻撃はクィッキーが行う。 クレーメルケージを持っており、晶霊と契約後は晶術で後ろからガンガンいける。 キール・ツァイベル 「ここで、ぼくの理論を説明させてもらえれば、それはオルバース界面の組成を」(話が長いので省略されました) (CV.保志総一朗) 17歳。出身はラシュアン村で、リッドとファラの幼なじみ。 幼い頃ミンツ大学に飛び級で入学したため、現在はミンツに住んでいる。 学士であり、パーティーのブレーン。そのためパーティーを離れることがたびたび……。 愛すべきツンデレで、運動オンチ。ぱんつはいてない疑惑もある。 クレーメルケージを持っており、晶霊と契約後は晶術で(ry いろんな意味でフリーズランサー。 「キールが木をキール!」 レイシス・フォーマルハウト (CV.磯部弘) 通称レイス。リッドたちが出会ったあやしい商人。高い壺を押し売りしてくる。 …というのは半分嘘で、キールのいないシルフ契約時にパーティーを助けてくれる。 その後もピンチに陥ったパーティーを助けてくれたりする。 敵として立ちはだかることもあるが…… フゥライジンケェン! 短い期間ででかいインパクトを残す人。 チャット 「ボクは由緒正しき大海賊、アイフリードの子孫です!」 (CV.野田順子) 12歳。セレスティアの海賊でバンエルティア号の船長。 由緒正しき大海賊・アイフリードの子孫にあたる。 ストーリー上、パーティーに入れなくても問題はないが、ローバーアイテムやコチハンなどを覚え、面白い戦い方が出来る。 暗算と動物が苦手で、機械が大好き。アヒルのおもちゃを多数所有していたり、機械を作ったり、扱ったりするのが美味い。 男の子に見えるが実は僕っ娘。 フォッグ 「おぅアレだ、アレ」 (CV.江原正士) 38歳。セレスティアの自由軍・シルエシカのリーダー。 頭はアレだが常識外れの頑丈さや無尽蔵な体力を持っている、愛すべきバカ(でも頭はいい)。 「不死身のフォッグ」とも呼ばれ、大晶霊であるヴォルトに不用意に触れたり、シゼルの直撃を受けたりしても平気(類語 パトリック・コーラサワー)。 ごうかいさんな性格で細かいことには全くこだわらない。繊細なチャットやキールを困惑させることも多い。 ストーリー上必ず仲間になる時もあるが、その後自由に離脱と合流が出来る。 銃を使った独特な戦い方は、慣れれば楽しいかも。というか 一部の特技がブッ壊れ性能過ぎる。 アレとおぅだけで会話する事がある…… なにげに既婚者。 【用語】 ☆エターニア インフェリアとセレスティア、そしてその間にあるオルバース界面を含めた世界の総称。 ☆大晶霊 キールとメルディが契約することになる晶霊たち。 本来は人間の前に現れる事すら奇跡なほどの存在だが、契約する事で力を貸してくれる。 ☆インフェリア リッドたちの世界。 リッド、ファラ、キール、そしてレイスはここの人。肌は白い。 階級ごとに色や素材の違うチョーカーで身分証明している。 王様が政権を握っており民を統制する事で戦争などは長らく起こっていないが厳しい身分制度が敷かれており、貧富の差が激しい。 温暖な気候と豊かな自然環境を持っているが、機械技術には乏しい。 メルニクス語は古語となり、晶霊とのコミュニケーション手段としてしか使用されていない。晶霊術も発達している。 水、火、風、光の大晶霊がいる。 ☆セレスティア メルディたちの世界。 メルディ、チャット、フォッグはここの人。 10歳になると独り立ちし、すべての人が平等である。 この平等とは集団の帰属意識にも乏しいということで、人々は「苗字」を持たず、また完全な実力主義の世界でもある。 領主はいるが、その座を狙う者も多いなど、自由や平等というものが徹底されている。その一方幼い頃から自立や責任が求められる他、凄惨な戦争も日常茶飯事。平等で自由な分、保証も無い。 褐色の肌と、額にエラーラと呼ばれる石がついているのも特徴。メルニクス語が公用語。 晶霊のエネルギーを利用した機械技術も発達している。暗く、風もほとんどない。 雷、土、氷、闇の大晶霊がいる。 ☆オルバース界面 インフェリアとセレスティアの間にある面。互いの世界の空からもこれが見える。ここを境目に重力の均衡が保たれている。 もともとインフェリアとセレスティアは独立した惑星だったが、オルバース界面で対面に向き合うように繋がれたという。 ☆クレーメルケージ 晶霊を入れておくためのケージ。 特殊なものをつけると大晶霊も入れられる。 ☆フィブリル リッドとレイスが持っている力。 正式な説明は無いが、『これを適切に説明する表現が見つからない』との事。 メルディはこの力を持っている人を探していた。 ☆ウィス メルディがくれたカードゲーム(ミニゲーム)。 いつでもできる。 ルールはUNOに似ている(そもそも『ウィス』はメルニクス語で『1』の意味)。 四人が配られたカードの中から順に出していき、最初にカードが無くなった人が勝ち。 火、水、風の属性カードがある。 他人に強制的に二枚引かせるものや、属性を変えるもの、周り順を変える、連続してカードが出せるものなど… ☆ミニゲーム 川下りや鉄道を利用したものなど、かなりの数が収録されている。ポケットステーション用のゲームもあるので相当やりこめる。 テーマソングはGARNET CROWの「flying」 PS版テイルズの最終作。 ファンタジア、デスティニーからのゲストキャラクターや、それを思い出させるようなアイテム、イベントも豊富。 またポケットステーションに対応しており、それを使って得られる称号もある(PSP版では一部称号が変更された)。 様々な意味でその後のテイルズオブシリーズの基礎となった作品といえるが、前二作と比べると少々毛色の違う要素も多い。 一方、以降の作品は何かしら賛否の分かれる要素を抱えていることもあり、王道冒険ファンタジー色の色濃い本作をテイルズシリーズ最高傑作とするユーザーも多く、初期のPSシリーズの集大成とも称される。 フィールド上、どこでもキャンプができ、体力だけはどこでも回復可能。 またキャンプスキットが豊富で、キャラクター同士のやりとりも見ていて楽しい。 北米版ではこのソフトの名称は“テイルズオブデスティニーⅡ”となっている。 そのため韓国以外では、“テイルズ オブ デスティニー2”は発売されていない。 セレスティア到達以降に現れる何とも形容しがたい奇怪な姿の雑魚敵だが、 その一部は前作『デスティニー』に登場した半生命体の自律兵器(*1)の続投組だったりする。 「昆虫のような外骨格」「レンズのようなパーツ」「筋繊維むき出しの可動部」など共通点も多く、 もしかすると前作には登場できなかった没モンスターだったりするのかもしれない。 2001年1月から3月にかけて、WOWOWでテレビアニメ版『テイルズ オブ エターニア THE ANIMATION』が放送された。 時系列はセレスティアに渡る前で、全編オリジナルストーリーとなっている。 「追記したいときに追記したいだけ追記する、修正したいときに修正したいだけ修正する」 「Wikiに何も起きず平穏ならそれが一番」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] あの時点での集大成を名乗っただけあってバランスがいい作品だったな。初期三部作以降の作品は何かしらの突出点と批判点が目立ってる感じ -- 名無しさん (2013-10-16 22 41 09) 魔神剣!魔神剣!魔神剣!…せめて攻撃させてくれクレス -- 名無しさん (2013-11-23 00 18 06) ハード→サモンデーモン→全滅はだれしも通る道 -- 名無しさん (2013-11-23 00 33 24) 個人的にシリーズネタもちょうどいいぐらいの量に思えたな。前に出すぎない感じがよかった。そしてウィスにハマりまくった……。 -- 名無しさん (2013-11-23 00 46 50) ウィスの「何すんだよもう!」ってリッドの怒り声に萌えた -- 名無しさん (2013-11-23 00 49 43) 魔神剣クレス対策の為だけに裂空斬100回かせいで空中発動出来るようにするのは俺だけでいい -- 名無しさん (2013-11-23 04 29 51) 後のクレス冷遇はエターニアでボコボコにされたスタッフの私怨の可能性が…? -- 名無しさん (2013-11-23 09 12 40) ゼクンドゥスかっこよかったな…今思うとまんまダオスだが -- 名無しさん (2013-11-23 15 06 58) ミニゲームが妙に多かったな。 -- 名無しさん (2014-04-09 23 39 26) 沈没船は明らかにインフェリアのものでは -- 名無しさん (2014-04-16 15 20 39) ない -- 名無しさん (2014-04-16 15 20 57) クレスって槍で遠くから突いてたら楽だった -- 名無しさん (2014-05-15 20 29 23) ほんと面白かったなあ。テイルズで一番好きだわ -- 名無しさん (2014-10-25 08 09 31) ファラの立体化はまだなのか・・・・ -- 名無しさん (2014-10-25 09 30 46) 最終作にしようと思ってたのかもしれんが他ナムコゲーからのゲスト出演もシリーズ最多出はないかと思う。ワルキューレ強かったよ… -- 名無しさん (2014-10-25 09 48 57) PS4によるフルリメイクに期待 -- 名無しさん (2015-08-25 11 24 00) アニメ版の事に一切触れていないのでアニメ版について追記もお願いしたい。 -- 名無しさん (2015-11-01 12 11 57) デスティニーを使いたいから30分ウィスをしてたなぁ。 -- 名無しさん (2016-09-04 14 26 54) そだな、シワ増えたな -- 名無しさん (2016-12-27 19 48 13) アニメ版はインフェリアのある有人島に住んでいる人々は実はインフェリアに移り住んだセレスティア人。 林原もキャストにいた -- 名無しさん (2017-03-22 20 41 19) 科学とか学術的な用語とか多かった気がする。 -- 名無しさん (2017-03-22 23 01 27) 最近ダウンロード版で頑張ってDISC1でクレス倒した。…アーチェコンビは…心が折れた… -- 名無しさん (2017-03-22 23 13 03) 最初期設定だとチャット(キャラの方)の話し方は大阪弁だったらしい チャットの声優のノダジュンもそのための起用だったのかな -- 名無し (2017-05-05 07 49 25) 初期設定は3角関係やら駆け落ちやらドロドロした話だったらしい -- 名無しさん (2017-09-02 23 30 45) (フォッグが言ってる方じゃない)アレってなんなんだ…なんかどっかでアレはアレの事では?的な話自体は見た気がするのだけども -- 名無しさん (2020-09-25 16 14 58) ↑×2 リッドとレイスの両親達の関係も一歩間違えればって感じだし不評気味なドラマCDの三角関係強調はありえたかも知れない姿か原作をぬるいと感じた人も強行か否か 実は暗い背景があってもこの作品ぐらいがドラクエや聖剣シリーズみたいにギリギリ蛮人受けする黒さの限界だったと今でも思う -- 名無しさん (2020-11-19 19 41 51) ウィスはとっつきづらいかもしれんが、ハマるとマジで時間忘れるミニゲームだと思う。それはそれとしてPSテイルズにして超良作 -- 名無しさん (2022-05-21 10 12 39) ウィスってメルディがくれたものなのになんで火水風だったんだろう… -- 名無しさん (2022-09-30 19 19 57) ダメージの数値がかなりデカいテイルズ。エレメンタルマスターのダメージには呆然(笑) -- 名無しさん (2023-03-08 17 56 44) 味方のHPが一瞬で満タンから0になるゲームというイメージがある -- 名無しさん (2023-06-11 02 06 37) テイルズオブエターニアオンラインにも触れてやってほしい -- 名無しさん (2023-06-11 02 35 59) ↑3ウィスが設定上いつ作られたかは知らないけど製作者がアイフリードあたりからインフェリアの話を聞いてインスピレーションが湧いたとか・・・? -- 名無しさん (2023-06-11 02 39 11) PS版の設定メニューでRGB設定を赤254 緑254 青54 にすると戦闘中のクィッキーが金ピカになるという裏技がこのタイミングで開発から明かされるとは -- 名無しさん (2024-06-06 00 47 02) 名前 コメント
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関連商品:テイルズ オブ ヴェスペリア 公式シナリオブック 概要 関連リンク 概要 ※テイルズチャンネルより転載 メインシナリオ、サブイベント、スキット、戦闘会話を完全収録! ユーリたちの“その後”を描くオリジナル小説も掲載予定です!! ※オリジナル小説の内容に関しては、変更になる可能性が御座います。 あらかじめご了承ください。 商品名:テイルズ オブ ヴェスペリア 公式シナリオブック 価 格:未定 発売日:2010年6月9日 仕 様:A5判/ページ数未定/オールカラー ISBN:未定 発 行:株式会社バンダイナムコゲームス 発 売:株式会社山下書店 編 著:株式会社キュービスト(QBIST) ※ カバーデザイン、および掲載内容は変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。 ※ シナリオはPS3版に準拠しております。 関連リンク
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今日 - 合計 - タグ RPG テイルズ オブ ジ アビスの攻略ページ 基本情報 ストーリー 攻略情報 Tips プチ情報 関連動画 参考文献、参考サイト 感想・レビュー 基本情報 3DS ニンテンドー3DS テイルズ オブ ジ アビス ソフト ケースあり Nintendo 任天堂 ニンテンドー 4582224497690 【中古】 価格 2,480円 (2023/2/1 06 36時点) 感想(0件) [部分編集] メーカー ナムコ ハード プレイステーション2 発売日 2005年12月15日2007年6月28日(PlayStation 2 the Best版) 価格 7,140円(税別)2,800円(税別、PlayStation 2 the Best版) ジャンル RPG プレイ人数 1~4人 セーブデータ 有り 公式情報 https //web.archive.org/web/20110211024233/http //toa.namco-ch.net/ps2/ 生まれた意味を知るRPGとしてテイルズオブ10周年記念作品となった。 通称アビスと呼ばれ、ギスギスしたパーティメンバーに音を題材にした(スコア、音素など)世界設定、更に3DSへ移植とアニメ化された。更に舞台化もされた上にその模様を映像記録としてDVD化された。ミュージカルと思いきやアクション系俳優を起用したアクション舞台であった。 レジェンディアに遅れること4カ月であった。(テイルズオブフェスティバル コメントより) 有名セリフに「俺は悪くねぇ」があり、十数年経った今では鉄板ネタとして各イベントで披露されている。 主題歌にバンプオブチキンが担当したことでも有名。 尚、3DSへ移植の際にPS2で発見されたバグの取り除き、北米版で追加された秘奥義等の追加要素を盛り込んだ内容で ……画質等はほぼ、そのままである。 キャストに 子安武人:ボーボボ(ボボボーボ・ボーボボ) ゼクス(ミリアルド/ガンダムW) ギム・ギンガナム(∀ガンダム) ファウスト(シャーマンキング) エクスカリバー(ソウルイーター) クルル曹長(ケロロ軍曹) ガンダムSEEDなど 松本保典:3代目ノリスケ(サザエさん) ゴエモン(がんばれゴエモン) ファイバード(太陽の勇者ファイバード) ボーマン(アニメ・スターオーシャン) ゆかな:あずさ(あずきちゃん) C.C.(コードギアス) フォウ(ガンダムZ) 鈴木千尋:めがね君(とっとこハム太郎) ティンク、中ボス(魔界戦記ディスガイアシリーズ) 根谷美智子:律子先生(地獄先生ぬ~べ~) リザ・ホークアイ(鋼の錬金術師) タルホ(交響詩篇エウレカセブン) マリア(スターオーシャン Till The End Of Time) 桃井はるこ:歌手・音楽活動がメイン 中田譲治:言峰神父(Fate) ギロロ伍長(ケロロ軍曹) 玄田哲章:コンボイ(トランスフォーマー) 龍神丸(魔神英雄伝ワタルシリーズ) アクション仮面(クレヨンしんちゃん) コングマン(TOD、TOD2) 大谷育江:ピカチュウ(ポケットモンスター) チョッパー(ワンピース) ガッシュベル(金色のガッシュベル) 光彦(名探偵コナン) 伊藤美紀:藤姉(藤村大河/Fate) 雪野五月:かごめ(犬夜叉) お妙(銀魂) 矢尾一樹:ジュドー(ガンダムZZ) 忍(超獣機神ダンクーガ) ジャンゴ、フランキー(ワンピース) 山崎たくみ:ケイネス(Fate) イサム(マクロスプラス) 丸山美紀:ウラン(鉄腕アトム) といった知る人ぞ知る有名声優を起用。 ストーリー [部分編集] とある日、キムラスカランバルディア王国ファブレ邸にてヴァンと剣の稽古に励んでいたルークであったが、 突如の乱入者によって超振動が起きてしまい、マルクト帝国領域内へ飛ばされてしまう。 事態を軽く見ていたルークであったが、国家間の問題や教団との武力衝突などを経験することとなる。 帰国の旅で出会ったイオンという友人やチーグルのミュウなどが後々に力になってくれることをまだ知らないルークなのであった。 やがて自身の手で起こす問題を「どう向き合っていくか?」という課題を抱えていくこととなる。 攻略情報 [部分編集] 5頭身3D作品で自由移動のフリーラン、能力アップの方針を決めるキャパシティコア、属性変化FOF、任意覚醒のオーバーリミッツ、付加効果のアディショナルスキル、フォンスロットチャンパーといったシステムがある。 属性変化FOF(フィールドオブエフェクト) フィールド上で魔法こと譜術を行使すると属性のついたマーカーが付く。この上で対応の技を行使すると 異なった技に変化する。また何度も使用すると覚えることが出来るというのも特徴。 称号限定技 特定のナムコネタ称号や衣装で特定の技を繰り出すと変化するファンサービス。 他タイトルの技などが該当。 戦闘モード 2.5Dのアクションパートによるバトルでいわば格闘ゲームのスキルが必要。 オート、セミオート、マニュアルとありオートは完全CPU操作、セミオートは敵との距離に応じて間合い対応。マニュアルは距離関係なく、その場で攻撃。 更に隠しモードで全アクションコマンドモードもある。 オーバーリミッツ(OVL):いわゆるスーパーアーマー状態、のけぞり無効とダメージモーションが発生しなくなるだけでなく、スキル「スペシャル」があると強力な秘奥義を出すことが出来る。また2周目以降限定技もある為、周回を強要される。 フリーラン:回避用の自由移動モード、スキル習得が必須でボタンを押している間のみ行動可能。ターゲットの敵を主軸にして動き回る仕様となっている。後の作品にも継承されている。 2つのまじんけん ガイが扱う魔人“剣”とルークが扱う魔人“拳”がある。 拳の初出は前作のレジェンディア。 精霊召喚がない この作品のみシリーズ恒例の召喚獣がなく、あっても暦などの名称のみ。 タウンリンク 物語進行(戦時中など)で物価変動や品ぞろえの変化が度々起こるというもの。中には支給品で臨時販売や購入不可能などもある。 闘技場 場所:王都バチカル ゲスト枠にリッド・ハーシェル、フィリア・フィリス、ナナリー・フレッチ、ミント・アドネードが出演 戦闘ランク ノーマル、ハードが1.5倍、マニアは2倍、アンノウンは4倍と移植では3.5倍のグレード取得変化 グレード 2周目を遊ぶ要素として必要なポイントの事、開始時に項目を選択して有利にプレイ出来るというもの。 2周目限定秘奥義 1周目では覚えない専用の秘奥義。 ルーク(ローレライの鍵入手以降&宝珠装備時)、ティア(譜歌規定回数以上・OVLにジャッジメント) アニス(通常秘奥義の追加・更に○押し、ラックラック規定回数以上・所持ガルド規定数以上) ジェイド(サンダーブレード規定回数以上・OVL中にアピール)が 使用できる。(PS2版) 3DSでガイ、ナタリアも可能になった。 2周目限定Boss 退場したハズの六神将が生きていた……ではなく、ディストがいつの間にか用意していたレプリカたち。 最奥にはレプリカのキメラみたいなヤツがいる。 多すぎるミニゲーム とにかく寄り道要素が多い。2周目以降限定やイベント期間限定などもある。 ナム孤島、カジノ、倉庫番など エクストラダンジョンもココに含まれる。 お風呂イベント テイルズオブシリーズお約束(?)の何かしらの場所で起こるイベント。 専用衣装の称号を入手する。ある意味伝統。 外観変更によるシナリオセリフ変化 3Dテイルズ作品以降の“称号による外観変更”に反応や変化するキャラクターがおり、 周回要素の一つとして楽しめる仕様になっている。 特に長髪ルーク時の外観変更に対するツッコミが大半を占めるが 真面目なシーンでの緊張感の無い服装によるギャップも面白さのひとつ。 ルーク フォン ファブレ / アッシュ(Cv.鈴木千尋) 主人公、キムラスカランバルディア王国ファブレ公爵家出身の貴族。物語中に子爵の階級を得る。 ナタリア王女の許嫁なので次期国王の権利を持つ。 物語が進むにつれてやがて自身がレプリカ技術で作られた存在であることやオリジナルとの出会いを経て自分を見つめ直していくこととなる。 アッシュはそのオリジナルであるルークフォンファブレ本人であり、とある人物の計画によって居場所と自分を失ってしまった。 現在はローレライ教団のオラクル騎士団で特務兵として活動しているがとある人物の動向を伺っている。 ガイ セシル(Cv.松本保典) ルークとは従者の関係であり、キムラスカ軍のジョゼット・セシルとはいとこにあたる。歳も近いこともあって仲は良好。 制作スタッフいわく本来のテイルズ主人公枠とされており、魔人剣をはじめ歴代の主人公技を多く持つ。 尚、彼の本名はゲーム本編にて判明する。 ティア グランツ(Cv.ゆかな) ローレライ教団オラクル騎士団情報部所属のいわゆるスパイ。セブンスフォニムを扱える譜術士。 ユリア ジュエの子孫にあたる為、ユリアの譜歌を詠える。6神将のリグレットを教官に持ち、 幼少時は地下世界である魔界クリフォトのユリアシティで育っているため、外殻台地の土地勘がないのはその為。 本来の苗字はフェンデであるが、引き取られたテオドーロ グランツ市長にともないグランツと名乗る事となった。 詳細はゲーム中のホド戦争で語られるのでご確認を。 ジェイド カーティス(Cv.子安武人) マルクト帝国軍大佐の階級を持つ眼鏡の人。レプリカ技術の生みの親ともされており、本当の意味での黒幕。 ネビリムレプリカ事件を機に封印し、譜術のスペシャリストとして軍での功績を挙げていた。 ネクロマンサーの異名を持つ、バルフォア博士としても著書を発行しているらしい。 物語では導師イオンの護衛役として付き添っているところをルークたちが遭遇することとなる。 アニス タトリン(Cv.桃井はるこ) ローレライ教団オラクル騎士団フォンマスターガーディアン(導師の付き人のこと)にしてモースのスパイ。 物語後半にてイオン側に就きモースを裏切る事となる。その理由は両親が教団に浸かりきっており、 私財を全て更に借金を負うまでのレベルと化した為、その埋め合わせとしてモースのスパイとしてイオンの傍に付く事となった。 元イオンの付き人だったアリエッタから憎まれている。 ミュウ(Cv.丸山美紀) ルークがチーグルの森で出会う相棒。ユリアから継承されたソーサラーリングを長老から授かる。 フィールドでのアクション要員で隠し要素をコンプリートする為には欠かせない重要な役割を持つ。 常時ルーク(レプリカ)の傍を離れない忠誠心と愛くるしい外観を持つ。 断髪前は乱暴な扱いを受けたが断髪後はルークの成長を見守る唯一の味方となる。 ティアにはどストライクだったようで隙あらばルークから自分に懐かせようとあの手この手で試みる姿は必見。 ナタリア王女 (ナタリア ルツ キムラスカランバルディア)(Cv.根谷美智子) ルークの許嫁でキムラスカランバルディア王国王女。 事あるごとに昔の記憶をルークに問いかけるものの、記憶を持たないレプリカなので思い出すことは不可能である。 また生い立ちに色々訳がある人物で詳しくはゲーム後半にて語られる。 ヴァン グランツ(Cv.中田譲治) ティアの兄、ローレライ教団オラクル騎士団主席総長というトップの人。ホド戦争で家と親を失った。 ルークの剣の指導役というのは表向きの理由で本当は……。 導師イオン/シンク/フローリアン(Cv.大谷育江) ローレライ教団の指導者という表向きの理由で祭られているお飾り。彼もまた訳アリ人物でゲーム中に語られる。 シンクは六神将の一人で隠密行動を得意とするというより、出自上せざるを得ない人物。 フローリアンもゲーム進行上で語られる。 ユリア ジュエ(Cv.ゆかな) ローレライ教団の教祖といわれる人物。孤独な子供時代を過ごしていたが、セブンスフォニムの素養とローレライと契約したことにより、 星の未来を詠めるようになったことで聖人化された。チーグルという魔物が唯一の友達であった為、 後に聖獣として扱われることになった。 テオドーロ グランツ市長 地下世界 魔界クリフォトにあるユリアシティの責任者。 中盤にて地下世界を訪れたルークらにローレライ教団の本来の目的を語る。 リグレット(Cv.伊藤美紀) ヴァンの右腕、ローレライ教団オラクル騎士団六神将の一人。 テイルズオブシリーズでも珍しい銃使いでティアの指導者である。 本名ジゼル・オスロー アリエッタ(Cv.雪野五月) 元フォンマスターガーディアン、ローレライ教団オラクル騎士団六神将の一人。 魔物に育てられた過去を持つホド戦争の戦争孤児。 ディスト(Cv.矢尾一樹) ジェイドと同じ故郷出身のローレライ教団オラクル騎士団六神将の一人。 封印したはずのレプリカ技術を独自に研究、開発を続けていた。 譜業技師サフィール・ワイヨン・ネイス博士。 その技術がヴァンの目に留まりスカウトされ計画に加担する事となった。 シリアスシナリオで展開されるジアビスのギャグ担当。 ラルゴ(Cv.玄田哲章) ローレライ教団オラクル騎士団六神将の一人。黒獅子のラルゴと呼ばれる武人。 デカい身体にデカい声で見る者を圧倒する。 その昔キムラスカ軍に所属していたらしく,砂漠の獅子王ヴァダックと呼ばれていたところをヴァンのスカウトによってローレライ教団オラクル騎士団に入隊した経緯がある。 ケテルブルク知事 ジェイドの妹、ルークに兄の過去を語る。 ピオニー皇帝(Cv.山崎たくみ) ジェイドの親友でマルクト雪国4人組の一人。 ジェイドの妹の元カレ、ブウサギをこよなく愛する。 マクガヴァン親子 元帥を引退した父に持つ、セントビナーを治める息子と 街のシンボルでもある大樹を観察研究している。 セシル中将 ガイの母方の性を持つ従姉妹。 キムラスカ軍に属するがホド戦争の件で中将止まりとなっている。 とある悲しい物語のヒロインとなるが、ゲームで確認を。 レプリカネビリム 本名ゲルダ・ネビリム。本作の隠しボスにして最凶最悪のボス(難易度アンノウン時)である。 レプリカ作成時に未完成の状態で復元させた結果、人として欠損が酷く攻撃的な人物と化した。 やりこみ要素に魔装具という全キャラクター分の武器があり、全て集めかつとあるイベントを進めることで戦う事が出来る。 (レム装備3つ 聖〇〇など・シャドウ装備3つ 魔〇〇など) 最高Lv.255ですら歯が立たない程凶悪なアンノウン仕様を除けば、ほぼ勝てる難易度なので安心されたし。 キムラスカ ランバルディア王国 と マルクト帝国 このゲーム世界を2分割する大国で中立独立州ケセドニアとローレライ教団の総本山ダアトを除いたほとんどの地域が どちらかに属する街となっている。 キムラスカランバルディア王国 王都バチカル/廃工場 音機関都市ベルケンド 職人の街シェリダン ※ザオ遺跡 デオ峠 ※アクゼリュスの鉱山 国境のカイツール マルクト帝国 水上都市グランコクマ ※ケテルブルク/ロニール雪山 農村エンゲーブとチーグルの森 フ―ブラス川 城砦のセントビナー フェレス島廃墟群 栄光の大地エルドラント(ホド島) 国境のカイツール タルタロス内部(ストーリー限定Map) 流通都市ケセドニア ローレライ教団 と オラクル騎士団 このゲームにおける世界的宗教とされており、ほとんどの国と地域がこの教えに基づいた生活を送っている。 事の発端はユリアが星の歴史を詠み後世に残したものから。 オラクル騎士団とはその教団を守る為の防衛組織であるはずなんだけど、一国規模の軍勢力を持っているので 上記の二国とは対等という立場にある。長を導師と呼ばれるがまだ幼い為、導師代理と言う名目でNo.2のモースが 事実上のトップに君臨している。 ローレライ教団総本山ダアト ※ザレッホ火山 ワイヨン鏡窟(EXダンジョン奥地) 地底世界クリフォト 監視者の街ユリアシティ アラミス湧水洞 レムの塔 ※アブソーブゲート ※ラジエートゲート キノコロード ナム孤島(ヒント:漆黒の翼) レプリカ クローンのこと。ただし、魔法的な要素で生み出された存在なので厳密にはオリジナルの情報を持つ別個体である。 現実でも人権問題などがあるので直接表現するのは良くない事から名称を変えている。 外殻台地と魔界クリフォト とある諸事情により元々の大地では生活が送れなくなった為、魔法技術の力で大陸ごと中空へ浮かし 本来の惑星外周を覆いつくした事によって誕生した世界が外殻台地であり、魔界クリフォトが本来の惑星世界である。 初めて来たときには瘴気に覆われた生命活動困難地域となっており、唯一生活できるスペースとして確保された ユリアシティのみ訪れることが出来た。 アッシュの持ち逃げ 特定の条件でアッシュがパーティに加わる。彼が外れる前に貴重な装備を外しておかないと後悔する事になる。 がるでぃおす家のふくしゅう 庭師ペール、ガイ(ガイラルディア)が計画していたファブレ家へのふくしゅう計画。 ヴァンことヴァンデスデルカも加担していたが別の目的が芽生えて手を引いた。 メリル ナタリア殿下の本来の名。砂漠の獅子王ヴァダックの一人娘。王家に仕える祖母がナタリアと偽って献上してしまった為、ショックで母は海に身を投げた。 本物のイオン 既に病で他界している導師。シンク、フローリアン合わせて複数のイオンレプリカがつくられたとされる。 アッシュことルークの立ち位置 キムラスカ王家第1王女ナタリア姫の許嫁で王位継承第3位にあたる実はとっても偉い人。 現キムラスカ王(インゴベルト)は父クリムゾンの姉の夫にあたる。その上でナタリアへアノ言葉を投げかけたのは決意の表れからである。実は誰よりも大人な対応のアッシュ君なのかもしれない。 ユリアの予言(スコア) 捉えようによってはどうとでも取れるルークの事を予言した内容。 アクゼリュスの事かもしれないし、レムの塔かもしれない。 エンディングの彼 制作会社発行の攻略本(兼設定資料集)でのコメントでは「皆様のご想像にお任せします。シナリオ設定上正体はありますが、省かせていただきました。」とあるが、ゲーム内でも伏線は張ってあるのだ。 1.ネビリム戦後の囚われたディストの元へ向かった時 ここで大爆発(ビックバン)現象について語るジェイドとディスト。最後に語る「記憶は残る」という一言。 どちらの事とは明確にしていない。 2.ディストの研究施設にて発生するイベント(期間限定) コンタミネーション現象についての解説と完全同位体について解説するジェイド、最後まで進めるとジェイドが結論に達したようなコメントをする。 このイベントは要約すると オリジナルが消滅してレプリカが残り、オリジナルを取り込んで「オリジナル」と思い込む。→オリジナルが蘇ったと勘違いする。 制作側のミスリード。 以下2つもミスリード要素 3.ヴァン戦後のティア以外のコメント ほぼ消える(消滅する)前提で会話が挟まれている点とジェイドが「これは希望です」と言っているあたりからして消えることが確定している。 4.エンディングでのジェイドの表情 彼はある賭けをしていたが、万が一コンタミネーション現象とは異なる現象がローレライの力で起こるのではないか?と期待を込めていたが、 やはり論文通りの結末となった。 5.ゲームでの条件 ①物語終盤で瘴気を消す為、心中計画するものの何とか消滅は免れたが、乖離が起きているルーク(レプリカ) ②オリジナルであるアッシュが〇んでルーク(レプリカ)に入り込む。→その結果「第2超振動」が扱えるようになる。 ③ヴァンとの激戦でルーク(レプリカ)は消滅寸前。 ④EDにて「第7フォニム」集合体であるローレライがすぐそばにいる。 ⑤設定で「第7フォニム」を扱えると治癒師になれる。ルーク、アッシュ、ローレライは完全同位体である。 剣の携え方が明確に設定されているルークとアッシュ。 ⑥チーグルでの実験とは明らかに条件が異なっている。 改めてゲームシーンやムービーを見ると・・・。 ・ナタリア×アッシュの背景 ・ティア×ルークの背景 Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 本作以外の2人(ルーク、アッシュ)の扱い クローンネタは流石にまずいのか双子の兄弟として描かれていることが多い。(レディアントマイソロジーなど) 長髪、短髪も作品によっては別人として扱うこともある。(実質3役) ゲームフェスであるテイルズオブフェスティバルでは見事に使い分けて演技するプロの技を拝見出来る。 実は登場人物の過半数が…… BGMのタイトルにも伏線が ちゃんと遊んでいれば(シナリオをよく読んでいれば)無効になった約束が分かる。 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (2) 2024年04月07日 (日) 11時48分53秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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テイルズ オブ バーサス ID+ゲーム名 ガルド キャラクター全員出現 全キャラGP99999 全キャラGP999999 ユーリ&ファラ最大TP TP回復MAX ID+ゲーム名 _S ULJS-00209 _G TALES_OF_VS ガルド _C0 GULD MAX _L 0x212492A8 0x3B9AC9FF キャラクター全員出現 _C0 CHARA ALL _L 0x2124972C 0xFFFFFFFF _L 0x21249730 0xFFFFFFFF 全キャラGP99999 _C0 ALL CHARA GP99999 _L 0x4124997C 0x0023014F _L 0x0001869F 0x00000000 全キャラGP999999 _C0 ALL CHARA GP999999 _L 0x4124997C 0x0023014F _L 0x000F423F 0x00000000 本来の限界値は99999 それ以上だと不具合の可能性あり ユーリ&ファラ最大TP TP回復MAX _C0 Farah TP MAX _L 0x111FB400 0x000003E7 _L 0x111FB402 0x000003E7 _C0 yuri TP MAX _L 0x111FB280 0x000003E7 _L 0x111FB282 0x000003E7
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1140.html
テイルズ オブ イノセンス 要約版:part35-252,259,261 詳細版:part43-66~74 252 :ゲーム好き名無しさん:2008/01/07(月) 01 21 30 ID +s63aaMD0 248 長文は面倒くさいので要約すると かつて天界で内輪もめがあって、それを魔王が創世力という力で滅亡させた。 その後、天界にいた者達は転生してその一部の転生者が集い、創世力を使い悪巧みをしようとしている奴らを止める話。 少し内容を語ると 天界戦争時の英雄は信頼していた恋人や愛刀に裏切られ、それが切欠で魔王となった。 主人公はその英雄の転生者で、ラスボスはその魔王の転生者。 つまり一応元は同じ存在。 ラスボスは普段仮面を被っているが、その素顔は恋人の顔。 消して忘れないように刻まれたものらしい。 後は誰かが詳しく書くのを待ってくれ。 259 :ゲーム好き名無しさん:2008/01/08(火) 04 51 52 ID 0HDlY+kn0 252 ゼノギアスとライブアライブを混ぜたみたいにしか見えんな。 261 :◆l1l6Ur354A:2008/01/08(火) 09 16 26 ID K7mfwBY10 裏切られたから魔王になったわけではない。元から魔王。 創生力を使うには愛する人の魂を使うか2り一緒に同じ願いをするかしかないが 天と地上の合一をしようとした瞬間に恋人が魔王に聖剣を突きたて、魔王は腹を貫く剣をへし折って恋人殺害 魔王は天地合一を望み、恋人は天地分離を願った為、世界のバランスがおかしくなっていた。 パーティーには恋人と聖剣の転生もいるが彼らは過去を否定し、今の自分を確立している。 主人公だけが過去に囚われ、現在の世界は自分のせいで大変なことになっているとへこむ。 でも仲間との絆と言う魔王に欠けていた要素を主人公は持っていたので復帰。 自分を慕っていた副官の転生に自分を殺させて世界崩壊をさせようとするラスボスを止める。 (「世界から争いを失くす」が「誰も居なければ争いは起らない」と変節している) 天地合一を願い前世の力は消え、それぞれの人生を歩む。 プレイすればわかるが前世と裏切りというキーワードだけで 259の作品を期待すると全然違う 66 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 37 12 ID kExDgbBW0 【オープニング】 センサスの将軍、アスラ。 その本陣に、ラティオの死神ヒュプノス率いる部隊が強襲する。 ヒュプノスは単身アスラのもとに乗り込むが、 アスラは聖剣デュランダルを手に、これを軽く一蹴。 死神は地上の魂を刈り天上を支える神、 それが失われた世界の行く末を案ずるヒュプノスに、 天地融合を果たせば良いと言うアスラ。 ヒュプノスは転生の後その成果を見せてもらうと言い残し、死亡。 アスラは言う。 間もなく叶う、始祖の巨人の悲願、そして我らの理想が。 これさえあれば。 そう、これさえあれば… 67 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 42 22 ID kExDgbBW0 物語は主人公ルカの家から始まる。 いつもの夢、いつもの朝。母さんのチーズスープの匂いがする。 名の知れた商家である彼の家は裕福で、何一つ不自由なく暮らしていた。 友達と遊びに行くルカ。そこでまた夢の続きを見る。 センサスを率いる武将、天下無双のアスラ…。 あんな風になれたら、どんなに良いだろうか? 立ったまま寝ていた罰でパシリに行かされるルカ。 雑貨屋の前でイリアとコーダに出会う。 一人と一匹は何者かに追われているらしい。 王都レグヌムではつい最近「異能者捕縛適応法」が可決され、 異質な力、天術を持つ人間「転生者」は連行されることになっていた。 貴族の子が捕まるのを見るルカとイリア。 そこへアルカ教団の教祖マティウスが現れる。 さらわれそうになるイリアに、ルカが転生者としての力に覚醒。 アスラの力をもって敵を一掃する。 イリアがアスラの恋人、豊穣の女神イナンナの転生者と判明。 二人は転生者らしき聖女がいるというナーオスを目指すことにする。 ナーオスを目前に捕らわれる二人。 異能者捕縛適応法により、転生者研究所へと連行される。 貴族の不良スパーダと、異国の少女チトセに出会う。 チトセはアルカ教団に入信するつもりだと言う。 アルカに入らないものは戦場送りとなり、能力テストをされるルカ、イリア、スパーダ。 その途中でスパーダが聖剣デュランダルとしての記憶を思い出す。 一行は転生者部隊として、 レグヌムと西の国ガラムが衝突している戦場に送られる。 西の戦場でチトセに出会う。 彼女はアルカに来ないかとルカを誘うが、雰囲気的にうんと言えないルカ。 チトセの前世がアスラの部下サクヤであることが判明する。 戦場を進んでガラムの兵を倒し、野営地に戻ると、 ガラム傭兵のヒットマンによって奇襲されている。 ルカはヒットマンが死神ヒュプノスの転生者と気づくが、 傭兵ハスタが乱入し、会話の機会のないまま一行は戦場から抜け出す。 68 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 48 43 ID kExDgbBW0 当初の予定であるナーオスに到着した三人。 聖女アンジュは、王都軍によってナーオス基地に連行されたという話を聞く。 ナーオス基地に潜入するルカ達。 そこで転生者がシリンダー詰めにされているのを見る。 レグヌムは、転生者の持つ天術の力を兵器の動力として開発していたのだ。 機械兵器ギガンテスに襲われるがこれを倒し、 動力源であるシリンダーからアンジュを救出する。 アンジュの前世がラティオの軍師オリフィエルであることが判明。 脱出する途中でヒットマンことリカルドが登場。 北の国テノスのアルベールの依頼でアンジュを連れて行くと言う。 アンジュは高価な装飾品を代償に、契約主を変えないかと提案。 リカルドはそれに乗り、一行にリカルドが加わる。 出口付近でレグヌム枢密院の刺客ガードルに襲われるが、退ける。 他の転生者を捜すために王都レグヌムに戻ることにする。 王都レグヌムで手分けして情報を集める五人。 マンホール下の下水道でエルマーナに出会う。 エルマーナはアスラの育て親ヴリトラの転生者。 彼女の仲間が情報収集をするのと引き換えに、鍾乳洞へキノコを探しに行く。 最深部で光の渦を発見する一行。 イリアが触れると、アスラが天上統一を果たし、快哉を叫ぶ場面が映し出される。 それは天上の記憶の場だった。 帰りにケルベロスの転生者シアンが襲撃。 アルカ信者の彼は、マティウスの命に従い、 エルマーナに世界を変える力「創世力」はどこにあるのかと問い詰める。 ヴリトラは天上崩壊後も唯一生き残っていたからだ。 しかしエルマーナは知らないと答える。 エルマーナはヴリトラの力に覚醒。 一行は彼女と共にナーオスへ向かう。 ナーオスの図書館で資料を調べる六人。 創世力をアルカ教団より先に手に入れるためには、前世の記憶を思い出さなければならない。 その手がかりとなる光の渦は、人間の信仰の深い場所にあると読んだのだ。 それらしい所は、アシハラ、ガラム、ガルポス、テノスにあるらしい。 ガラム、テノスはレグヌムと戦争中のため、とりあえずアシハラに向かう事にする。 天変地異によって海に沈み行くアシハラ。 何かを思い出せずイライラしているイリアに置いていかれたルカは、 故郷に帰ってきていたチトセと出会う。 チトセの前世サクヤはアスラに恋していたが、アスラはイナンナを選んだ。 サクヤはその思いを隠し、アスラを影から支える。 前世では積極的にはなれなかったが、今度こそ…。 再びアルカ教団に誘われるが、創世力を狙う教団は怪しいと断る。 チトセはイリアを信頼するなと忠告して去る。 69 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 50 40 ID kExDgbBW0 アシハラ王墓の奥で2枚の壁画を発見する。 1枚は世界を創世した巨人と前世の神々が描かれている。 もう1枚にはアスラとイナンナ、そしてセンサスの「魔王」が描かれていた。 ルカは前世の記憶を思い出し、 アルカ教団のマティウスが魔王の転生者であると確信する。 魔王が創世力を使った。つまり、天上は魔王によって滅んだのだ。 西の国ガラムを訪れる一行。 殺人鬼ハスタが聖地ケルム火山に入ったことで、街は大騒ぎしていた。 火山を進むにつれ、スパーダがハスタとの因縁を思い出す。 光の渦に映されたのは、魔槍ゲイボルグにトドメを刺すアスラとデュランダル。 ここでハスタがゲイボルグの転生者と分かる。 ゲイボルグはデュランダルと同じ火の神バルカンの作品。 しかしその魔性は使い手をも殺し、まさに殺人のための槍となってしまったのだ。 バルカンはこれを後悔し、戦争を終わらせる剣デュランダルを作り、 以降作品を作らなくなったという。 一行はハスタを退けるが、ルカが刺され重傷を負う。 ルカは夢を見ていた。 アスラが創世力の番人ケルベロスを訪ねる。 アスラはケルベロスから創世力を譲り受ける為に、天上統一という試練を課されていた。 統一を果たし、創世力を手にするアスラ。 しかし、ケルベロスは言う。創世力を使うには条件があるのだと。 「献身と信頼、その証を立てよ。さすれば我は振るわれん」 これで望んだ世界が作られると喜び勇むアスラ。 しかし、アスラの願いとは裏腹に、天上は滅んだ。 ルカの回復を待って、一行は南の国ガルポスへ向かう。 ジャングルの奥にあった光の渦に映し出されたのは、 創世力について語るアスラとオリフィエル。 センサスに下ったオリフィエルは、アスラの良き友人となった。 献身と信頼の解釈について悩むアスラ。 センサスでは「使用者の最も愛する者を犠牲にする」と言い伝えられていたからだ。 これではイナンナを犠牲にすることになってしまう。 オリフィエルはラティオの解釈を伝える。 「使用者の最も信頼する者と共に力を行使する」と。 アスラはこの解釈に喜んだ。 これで創世力が使える。イナンナと共に。 70 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 53 25 ID kExDgbBW0 一行はテノスへ向かうためにレグヌムに戻るが、 リカルドが裏切り、王都兵に取り囲まれてしまう。 突然の事に驚く一行。 リカルドはガードルが前世ヒュプノスの兄、タナトスだと明かす。 彼は兄を裏切れなかったのだ。 ルカ達は宗教裁判にかけられ、グリゴリの里に送られる。 神の血族、グリゴリ族の住む地。 絶海の孤島で、ルカ達は天術を封じられ幽閉される。 自身の将来について話し合う五人、それを聞いているリカルド。 しかし食事に薬が仕込んであり、五人は眠ってしまう。 ルカが目覚めるとそこは船の上だった。他の仲間も無事だ。 五人を人体実験にかけ記憶を取り出すと言ったガードルに、 かつての優しかった兄タナトスとは変わってしまったと感じ、 リカルドはルカ達を助けることにしたという。 ガードルが空を飛んで追ってくる。 自分は転生者ではなく死神タナトス本人だと言うガードル。 かつて人間の娘に恋し、人間の魂を刈る職に反抗して地上に降りたタナトスは、 天上崩壊に巻き込まれることなく生き永らえたのだ。 ルカ達はガードルを倒し、地上を救う目的は同じなのだから協力できるはずと手を差し伸べる。 しかしガードルは、転生者は地上にとって悪だと言い張る。 そこに一機のギガンテスが現れた。 それはグリゴリの乗った枢密院の刺客であり、ガードルを用無しと言って殺害。 一行はギガンテスを倒し、北の国テノスを目指す。 国境の町マムートからレムレース湿原に入る一行。 そこには戦争で死んだラティオの民の魂が捕らわれていた。 ここが天上だと言う魂たち。アンジュは祈り、彼らを開放した。 ふとアンジュはヒンメルの事を思い出す。 ラティオの王となるはずだった者、天空神ヒンメル…。 北の戦場で、イリアはイナンナの記憶を回想する。 ラティオを裏切り、アスラのと共に生きる決意をしたイナンナ。 アスラの天上統一、そして創世力の行使は目前。 しかし、イナンナは悩んでいた。 彼女はかつて地上に堕とされた罪人の末裔が、天上に還るということに抵抗があったのだ。 母を殺した地上の人間。それを許して良いものだろうか。 一行は北の国テノスに到着する。 軍師アルベールが調査に出たと聞き、先行して神待ちの園へ向かう。 アンジュはヒンメルの事を思い出す。 彼はラティオの者でありながら、アスラの理想に同調し、協力を試みた。 しかし、ラティオの最高権威、元老院はこの思想を危険視。 幽閉されたヒンメルを救うため、オリフィエルはラティオを裏切る。 しかし、アスラは間に合わなかった。 ヒンメルは処刑されてしまったのだ。 71 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 54 07 ID kExDgbBW0 最奥の光の渦に映し出されたのは、魔王だった。 ラティオに勝利した後、センサスの頂点に立った魔王。 彼が臣民に演説を行い、そして創世力が使われようとしている場面。 しかし、創世力を行使するのは二人と決まっている。 魔王と、もう一人は誰なのか。 そこにアルベールの軍が到着する。 アンジュとの再会を喜ぶアルベール。 初対面でのその反応にアンジュは不思議がるが、アルベールがヒンメルの転生者と気づく。 アルベールは今生でこそ約束を果たしてくれと言い、アンジュは頷く。 アンジュが自ら連れ去られたことに驚く一行。 彼女を奪還するため、テノス兵器工場へ侵入する。 アルベールは前世の記憶を頼りに、天空城へと向かう飛行船を完成させていた。 乗り込もうとするアンジュ、しかしルカ達が止めに入る。 アンジュは言った。オリフィエルは前世でヒンメルを救えなかった。 ヒンメルは待っていたのに。だからこれは今生での罰だと。 アルカ教団の手先かと問うルカ達に、 あくまで単独で創世力を狙っていたと答えるアルベール。 戦争を続ける地上の人間に、彼は絶望した。 だからアンジュを犠牲にして創世力を行使し、世界を変える。 アンジュはアルベールに言う。 ヒンメルより自由な貴方ならば、創世力に頼らずとも自分の力で変えられる、と。 アルベールはあっさり説得され、飛行船を貸してくれる。 しかし、マティウスに先行されてしまう。 天空城へ乗り込んだ一行。 その奥で、アスラとイナンナの像を発見する。 二人は刺し違えていた。 元々イナンナは、ラティオの枢密院により、 アスラ暗殺の命を受けていた。デュランダルと共に。 彼女は本気でアスラを愛したが、やはり地上の民を許せなかった。 創世力を行使する直前、彼女はデュランダルでアスラを刺した。 アスラは驚き、そして、恨んだ。 自らに刺さったデュランダルを折り、その刃でイナンナを刺した。 この時、「使用者の最も愛する者を犠牲にする」という 創世力発動の条件が両者にとって成立。 アスラの願い「天地の融合」と、 イナンナの願い「天地融合の阻止」が、同時に成立したことにより、 その歪みで天上は崩壊し、地上に天変地異が起こることとなった。 72 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 55 13 ID kExDgbBW0 真実を知り茫然自失となったルカは、 マティウスに誘われるままに創世力の元へ向かう。 天上統一を果たしたアスラは、 武力によって名を轟かせる「将軍アスラ」が 規律を重んじるラティオの支配者に相応しくないと考え、 魔王という別の人物像をラティオとセンサス両者の王に据えることにした。 魔王はアスラであり、彼が魔王として創世力を行使したのだ。 ルカとマティウスは両者ともアスラの転生者。 ケルベロスの転生者シアンは、同一人物の二人では創世力は行使できないと言う。 ルカがアスラの力を暴走させ、天空城は崩壊する。 シアンに助けられたルカは五人と合流し、 アルカ教団の本部、黎明の塔へ乗り込む。 途中ではハスタが待ち構えていた。一行は今度こそ彼を倒す。 ハスタは来世への恨みとしてスパーダの名を問うが、スパーダは名乗る義理はないと答えた。 上層へ進むと、枢密院のオズバルドがギガンテスオメガに乗って現れる。 動力は神だと言うオズバルド。そこにはガードルがシリンダーに収められていた。 リカルドは死者を愚弄するオズバルドを撃ち落とす。 そして、遂にルカ達は最上階へ辿り着いた。 最上階では、マティウスとチトセが創世力を前に言い争っていた。 マティウスは、自分を殺してチトセが行使せよと命令する。 しかし、アスラを愛するチトセにはできなかった。 マティウスの願いは、世界の破滅。 世界がなくなれば、悲しむ者はいなくなる。世界は救われる。 ルカ達は最後の戦いに挑む。 死闘の末、マティウスを打ち倒した。 残るは創世力。 ルカは、「自分の最も信頼する仲間」と共に創世力を行使する。 天地は真の融合を果たし、衰滅した世界が再生を始める。 73 :テイルズ オブ イノセンス:2008/12/14(日) 17 56 35 ID kExDgbBW0 【エンディング】 ルカとイリアが最初に出会った街、レグヌムに集まる六人。 旅は終わり、別れの時がきた。 エルマーナは仲間の元に帰った。 リカルドはタナトスの子孫であるグリゴリを指導するという。 アンジュはアルベールと共にテノスへと旅立った。 スパーダは一旦、家に帰るらしい。 イリアもまた、サニア村へと帰っていった。 そしてルカは、自分の家の前に立つ。 母さんのチーズスープの匂いがする…。 74 :ゲーム好き名無しさん:2008/12/14(日) 18 10 57 ID kExDgbBW0 おしまい。 ルカ達の旅は短めで、二周目にスキットが追加されたりと周回前提の作り。 鬱ゲーではないが、前世の設定は色々と悲惨。